「送り出してよかった」。地方から関西大学へ進学した学生と保護者が語る4年間の成長

 関西大学は「関西エリアの高校生が志願したい大学ランキング*」で18年連続1位を誇り、就職実績でも高い評価を得ている。本記事では、関西大学の卒業式で、地方から進学した学生とその保護者に行ったインタビューを通し、4年間の成長と、親子それぞれが実感した関西大学の魅力を紹介する。

教育・受験 高校生
PR
関西大学へ進学した学生と保護者が語る4年間の成長
関西大学へ進学した学生と保護者が語る4年間の成長 全 6 枚 拡大写真

 大阪府吹田市にある関西大学の千里山キャンパス。自然と都市機能が調和したこの地には、文理10学部が集い、学生たちはそれぞれの関心や将来像に向き合いながら学びを深めている。また、高槻市、堺市と、同じ吹田市内にもキャンパスを設置し、計5キャンパスで約3万人の学生が生き生きと学んでいる関西大学は「関西エリアの高校生が志願したい大学ランキング*」で18年連続1位を誇り、有名企業が名を連ねる優れた就職実績も多くの受験生に選ばれる理由の1つだ。

 関西大学には地方からの進学者も多く、親元を離れた新しい環境の中で挑戦と成長を重ねている。本記事では、2026年3月に卒業を迎えた学生とその保護者へのインタビューを通して、地方からの進学者が4年間でどのような成長を遂げたのか、親子それぞれの視点から見えた関西大学での学生生活の魅力に迫る。*リクルート社『進学ブランド力調査』調べ

好きな歴史を仕事に…関西大学の教職課程で描けた「教員になる」という夢

 青森県出身 文学部 総合人文学科 日本史・文化遺産学専修 夏坂美帆さん

関西大学に進学した理由

 全国の大学の中から、好きな歴史について学べる学部を調べていたら、興味のある分野の教授が関西大学に在籍していたことが決め手でした。4年間を通して、「日本史・文化遺産学専修」で近現代史について学び、専門的な知識を深めることができました。

地方からの進学で感じた不安や苦労

 受験のときはちょうどコロナ禍でした。私は東京会場で受験しましたが、関西大学は大阪のほかにも仙台や東京、北海道など全国に試験会場があったので、とても助かりました。関西大学はWebサイトやYouTubeなども充実していて、事前に大学の雰囲気を知ることができるのですが、私が初めて大阪に来たのは合格後、一人暮らしを始める部屋を決めるときだったので、最初は不安が大きかったです。

特に印象に残っている授業

 2つあります。1つ目はゼミ活動です。ゼミでは他のゼミ生の発表を通して自分の知らない分野にも触れることができ、良い刺激を受けました。ゼミ旅行もあり、人とのつながりという面でも充実した時間でした。

 もう1つは教職課程の授業です。「なぜ?」と問いを設定して授業を組み立てるという米田豊先生の指導に感銘を受け、いかに生徒にとって面白い授業をつくるかを意識するようになりました。米田豊先生には教員として働く卒業生を紹介していただき、実際に中学、高校での授業見学を通して、自分が目指す教員像を明確に描けるようになりました。

就職支援

 私は教員志望でしたが、教職に関する支援も手厚く、面接対策セミナーには週何回も通いました。また小論文を1日に3回以上添削していただいたこともあります。キャリアセンターや教職支援センターの教職員の方には本当に感謝しています。

関西大学でのお気に入りの施設

 学内のスターバックスや図書館をよく利用していました。他にも自習室が多くあり、授業後でも学習できる環境が整っています。

4年間の成長を振り返って

 もともと人と話すことが好きなタイプでしたが、さらに明るい性格になれました。関西という土地柄がとても合っていたようで、初対面の人とも自然に話せるようになったことが、今では自分の強みになったと感じています。また、一人暮らしを通じて、家事はもちろん、体調を崩して病院に行く際など、これまで支えてくれていた両親の存在の大きさに気付き、両親への感謝の気持ちが強くなりました。

今後の進路

 好きな歴史を仕事にすることが目標だったので、入学当初は教員や学芸員、研究者を視野に入れていましたが、教職課程で学ぶ中で、母と同じ教員の道に進みたいと考えるようになりました。

 4月からは、京都府内の私立中高一貫校で教員として働く予定です。関西大学で得たさまざまな経験はすべて自分の教員生活の中で生きてくると思うので、教わったことを生かして頑張りたいです。

地方在住の受験生へのメッセージ

 関西大学は大阪という土地柄もあり、学生も先生方もフレンドリーで過ごしやすい大学です。地方に住んでいると関西は遠いイメージがあるかもしれませんが、一歩踏み出してみると視野が広がり、成長できる場所だと思うので、まずはオープンキャンパスや説明会に足を運び、関西大学の雰囲気を感じてみてほしいです。

仙台で開催された保護者懇談会が安心につながりました

お父さま:生まれ育った北東北と比べて、関西は人と人との距離感が近いようで、出かけるとよくいろいろな人から話しかけられるという話を娘から聞いていました。関西の大学に進学して良かったのは、そうやって温かい人々に囲まれて、娘が以前よりさらに明るくなったこと、コミュニケーション能力が上がったことです。

 毎年夏頃には、東北出身の学生の保護者向けに「地方教育懇談会」が仙台で開催されています。そこでは大学の理事長や各学部の教授から、大学の取組みについての説明や、個人面談の時間も設けられ、親が不安に感じていることを相談できて、とても安心感がありました。関西大学は大阪市内からのアクセスも良く、充実したキャンパスライフが過ごせる環境です。東北や北海道の人は、関東の大学だけでなく、関西にも目を向けると良いのではと思います。

お母さま:私自身、娘が大学に入学するまでは関西に縁がなく、遠く離れて暮らす寂しさや心配は大きかったですが、実際に大学を訪れてみると素晴らしい環境で、素敵な大学を選んだ娘がこれからどう変わっていくのか、期待に胸が膨らみました。子供が興味をもった大学や地域について、親も一緒に関心を向けて調べてみると、不安は少しずつ解消されるのではないかと思います。

野球と学業を両立した4年間…福井から飛び出し、関西大学で広がった人生の選択肢

 福井県出身 政策創造学部 政策学科 地域経営専修 山口 十弥さん

関西大学に進学した理由

 高校の先生が関西大学出身で、勧めてくれたことがきっかけです。地元の福井に残ることも考えましたが、大学では県外に出てさまざまな経験を積み、成長したいと思い、関西大学への進学を決めました。

地方からの進学で感じた不安や苦労

 初めての一人暮らしで、食事や洗濯などすべて自分でやらなくてはいけないので、やはり最初は大変でした。体育会の硬式野球部に入部したのですが、ユニフォームの洗濯など、これまで親がしてくれていたことの有難さを特に実感しました。今まで何1つ不自由なく支えてきてくれた両親には感謝の気持ちを伝えたいです。

特に印象に残っている授業

 政策創造学部では、経済だけでなく政治や国際関係など幅広く学ぶことができました。印象的だった授業は「まちづくり論」で、都市部だけでなく地方の良さや課題について学び、自分の地元を見つめ直すきっかけになりました。勉強は大変でしたが、試験前には友人と毎日図書館に集まり、支えあって乗り越えました。また、教職課程では、他学部の仲間たちからも大いに刺激を受けました。

就職支援

 就職活動では3年次の初めにキャリアセンターのガイダンスに参加し、就活について右も左もわからない状態から全体像をつかむことができてとても助かりました。

関西大学でのお気に入りの施設

 関西大学は学食が充実していて、学舎ごとに特色があるのも魅力です。キャンパス内に野球グラウンドなど練習施設があるのもおすすめポイントです。

4年間の成長を振り返って

 体育会の硬式野球部での活動は自分を大きく成長させてくれたと感じています。部内には甲子園への出場経験がある選手もいて、多様なバックグラウンドをもつ仲間から自分にはない姿勢やマインド、さまざまな考え方に触れることができ、礼儀や目上の人との接し方も身に付きました。こうした部活動も大学時代にしかできない貴重な経験だと思うので、興味がある人はぜひ挑戦してほしいです。

今後の進路

 関西の金融機関に就職します。もともと金融業界には興味がありましたが、大学で経済学を学ぶ中で、金融に関する知識は社会でとても役立つと考えて決めました。関西に残ることにしたのは、この4年間でできた人とのつながりが大きいです。友人も多くが関西に残る予定で、自分もここで働きたいと思いました。

地方在住の受験生へのメッセージ

 大阪は人がとてもフレンドリーです。最初は関西弁にびっくりするかもしれませんが、こちらが上手に伝えられなくても皆さんとても好意的に接してくれるので安心してください。受験勉強は大変だと思いますが、乗り越えた先には楽しく充実した大学生活が待っています。関西大学のキャンパスにいる将来の自分をイメージしながら、ぜひ頑張ってください。

弱音も愚痴も吐かず、4年間やり切ったことを誇りに思います

お母さま:大学から一人暮らしを始めた息子は、帰省したときにかけてくれる言葉が以前よりも優しくなったように思います。最初は不安や心配もありましたが、毎年5月には「父母の一日大学」という全国最大規模の父母会が千里山キャンパスで開催され、キャンパスの見学や、学部ごとに教授との懇談の機会があり、安心して子供を任せられる環境だと実感しました。

 また、硬式野球部での活動は、関西学生野球のリーグ戦をテレビ配信していて、地方からも配信中継で観戦することができました。最後の交流試合では「集大成を見せたい」と連絡をくれたので、家族で観戦に出向きました。プレーのひとつひとつに、4年間でコツコツと努力してきた成果が感じられ、お金では買えない出会いや学びを得られたことをあらためて嬉しく思いました。レベルの高い環境で、弱音も愚痴も吐かず、4年間やり切ったことをとても誇りに思っています。

これから受験する高校生やご家族には、実際にキャンパスに足を運んで学食を利用したり、校舎を見て回ったりして、関西大学の良さを体感してほしいです。たとえば千里山キャンパスは365日ずっと開放されており、「地域に開かれている」オープンな雰囲気を感じられます。また、学食の名物「関大プリン」はとても美味しいので、ぜひ親子で味わってみてください。

「一級建築士になる」小さいころからの夢を追って長崎から大阪へ…建築学科で過ごした濃密な4年間

 長崎県出身 環境都市工学部 建築学科 西山美里さん

関西大学に進学した理由

 小さいころから一級建築士になることが夢で大学を探していたところ、関西大学に建築学科があることを知りました。私は長崎県出身なのですが、九州を出て、これまで知らなかった世界を見てみたいという思いが強くありました。初めて大学を訪れたときに、穏やかで温かい雰囲気が漂っていて、「ここなら自分らしく過ごせそうだ」と感じたことを今でも覚えています。

地方からの進学で感じた不安や苦労

 地元では周囲に助けてくれる人がいる環境が当たり前で、特に私は末っ子で家族にも甘えていた分、初めての一人暮らしでは自分で動かなければ何も進まず、困ることが多かったです。だからこそ、困ったときは友人同士で助け合いながらやってきたので、この4年間でその絆はとても強くなったように思います。また、大阪は大都会のイメージが強かったのですが、千里山キャンパスの周辺は自然が多くて暮らしやすく、私の好きな太陽の塔(万博記念公園)が近くにあるのも嬉しかったです。

特に印象に残っている授業

 「設計製図」の授業です。模型を制作したり、製図板で図面を引いたり、パソコンでCADを使って3Dの建物を作るなど、実践的な内容でした。自宅で何時間もかけて模型を作ったり、研究室にこもって友人と一緒に徹夜で作業したりすることも多く、忙しい毎日でしたが、その分やりがいを強く感じました。「大変だけど楽しい」と思える充実した時間でした。卒業制作では「祈り 長崎」というテーマで、地域課題を建築でどう解決できるかを考えました。私は被爆3世という立場から「平和をどう発信できるか」という視点で、長崎の平和記念式典を行うための大ホールを設計し、建築を通して私なりの平和への思いを伝えたいと思いました。

就職支援

 大学院進学か就職かで迷ったときには、キャリアセンターで相談に乗ってもらいました。親身に話を聞いてもらえたのでとても心強く、最終的には自分の意志で、進学という前向きな決断ができたと思います。進学にあたり、学費の面では関西大学独自の奨学金制度のおかげで、両親の負担を少なくできることも大きな後押しになりました。

4年間の成長を振り返って

 1番大きいのは、「自分に合ったやり方を自分で見つける力」がついたことです。自分で考え、もがきながら解決する力が身に付いたと感じています。建築学科は授業数も多く大変でしたが、その分達成感も大きく、「このまま努力すれば自分が将来やりたいことを実現できるんだ」と確信がもて、自信につながりました。

今後の進路

 大学の4年間、建築を学ぶ中で、「ただ箱物をつくる建築ではなく、人の心に寄り添うような建築を作りたい」という思いが強くなりました。研究室で先生や先輩からさらに多くのことを学び、自分をもう一段階成長させてから社会に出たいと考え、関西大学大学院進学を決めました。卒業後は必ず一級建築士になり、多くの人に喜んでもらえる建物を作りたいです。いつかマイホームも自分で設計し、家族が幸せになれる家が作れたらと思っています。

地方在住の受験生へのメッセージ

 関西大学は、自分のやりたいことに挑戦できる環境が整っています。私自身、進路に悩んでいた過去の自分に「大丈夫だよ」と伝えたいくらい、本当に充実した毎日を過ごせました。今は勉強が大変だと思いますが、その努力は必ず将来につながりますので、頑張ってください。

子供にやりたいことがあるなら、思い切って送り出してみてください

お父さま:末っ子だったので、不安というよりも、独り立ちしてくれたら良いなという期待も込めて長崎から送り出しました。一人暮らしをしながら大学生活を送る中で、自分で判断し、行動する力が明確に伸びたと感じています。関西大学の周りは学生街で、とても良い環境です。今日の卒業式で、関西大学での4年間で大きく成長した娘を見て、遠くから成長を見守ってきて本当に良かったなと思いました。

お母さま:高校まで比較的甘やかしてきた分、最初は不安が大きかったです。ただ、本人が「やりたい」と思うことを見つけてきたので、頑張ってほしいと思い切って送り出しました。在学中には長崎で保護者向けの懇談会(教育後援会)があり、個別相談にも丁寧に対応してもらえたおかげで、遠方からでも安心して任せることができました。

 大学生活を通じて、親や周りの人の意見を鵜呑みにするのではなく、自分の意思をしっかりもてるようになったなと感じます。卒業制作の制作期間中は、娘は自分の足で地元長崎の現場を見て回るなど忙しくしていましたが、とても楽しそうで、そのキラキラした目を見たときは私まで嬉しさでいっぱいになりました。在学中には思うようにいかないこともあったようですが、今振り返ると、子供は意外と折れずに成長していくものだと感じます。子供自身にやりたいことがあるなら、思い切って独り立ちさせるのも良いのではないかと思います。

―ありがとうございました。


 取材を通して、関西大学の地方出身の学生とそのご家族へのサポートの手厚さを実感した。関西大学には、学びと成長に真剣に向き合わせてくれる素晴らしい環境がある。自分の興味や夢に向かって挑戦したいと思うなら、ぜひ一度このキャンパスを訪れ、フレンドリーで温かい雰囲気を体感してほしい。

詳細はこちら「関西大学教育後援会サイト」はこちら

《土取真以子》

土取真以子

関西在住の編集・ライター。教育、子育て、ライフスタイル、お出かけのジャンルを中心に、インタビュー記事やイベントレポートなどの執筆を手がける。教育への関心が強く、自身の出産後に保育士資格を取得。趣味が旅行とハイキングで、目標は親子で四国お遍路&スペイン巡礼。

+ 続きを読む

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集