初年度納付金は、入学金、授業料、施設関係費など、入学初年度に納付する費用の総額。学校によっては別途、給食費やスクールバス代、諸会費などの納入が必要になる場合がある。
私立中学校24校については、2021年度の初年度納付金の平均額は82万2,369円。前年度と比較すると、868円、0.1%の減少となった。24校のうち、値上げ校は3校、値下げ校は1校、据置き校は19校、新設1校。値上げのおもな理由は、施設・設備の充実、財務状況の安定化など。学校別の初年度納付金では、渋谷教育学園幕張の98万円がもっとも高く、成田高等学校付属の62万8,000円がもっとも低かった。
私立小学校10校については、2021年度の初年度納付金の平均額は89万7,600円。前年度と比較すると、7,200円、0.8%の増加。10校のうち、値上げ校は1校、据置き校は9校。値上げのおもな理由は、人件費の増加、施設・設備の充実。学校別の初年度納付金では、幕張インターナショナルスクールの210万円がもっとも高く、三育学院大学付属光風台三育の46万6,000円がもっとも低かった。
2021年度千葉県私立学校初年度生徒納付金学校別一覧は、千葉県のWebサイトで高校・中学校・小学校別に公開している。各校の入学金や授業料、施設関係費、受験料、合計額などを一覧にまとめている。