孫正義育英財団、第5期支援人材を募集2/28まで

 孫正義育英財団は2021年1月18日から2月28日まで、25歳以下を対象に第5期支援人材を募集している。選考を通過した支援人材は最長5年間、財団生と認定され、希望者には支援金が給付される。志望者を対象としたオンライン説明会を2月7日に開催する。

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 孫正義育英財団は2021年1月18日から2月28日まで、25歳以下を対象に第5期支援人材を募集している。選考を通過した支援人材は最長5年間、財団生と認定され、希望者には支援金が給付される。志望者を対象としたオンライン説明会を2月7日に開催する。

 2016年に設立された孫正義育英財団は、高い志と異能を持つ若手人材に自らの才能を開花できる環境を提供し、人類の未来に貢献することが目的。2021年1月現在、9歳から29歳までの計219人を支援人材として認定している。

 支援人材には、研究・開発などの活動や支援人材同士の交流の場として、渋谷、米国ボストン、パロアルト、英国ロンドンに開設した施設を提供するほか、財団理事など各分野の専門家や有識者による講演会やネットワーキングイベントなどを開催する。

 さらに、希望者に対しては支援金を給付。支援金給付の内容と金額は、留学や研究など対象者が将来経験したいことや、成し遂げたいことを確認しながら個別に検討される。支援金は原則として、返済の義務はない。給付期間は最大5年間。

 対象は、応募時点で25歳以下。「分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストで優秀な成績を収めた者」「国際的に通用する資格を保有、または団体に所属している者」など5つの応募資格のうち、いずれかを満たしていることが条件。

 第5期支援人材への応募は、孫正義育英財団Webサイトにて2月28日まで受け付けている。募集人数は45人程度。支援人材は初年度の1年間限定で「準財団生」として認定され、1年間の活動実績をもって財団生認定可否が判断される。準財団生認定期間を含む最大5年間、財団生として在籍可能。ただし、正財団生が満29歳に達したときは、それ以降で最初の事業年度末尾をもって正財団生資格の有効期限が満了となる。また、正財団生が資格有効期間満了時に23歳以下で、期間延長を希望する場合は、改めて選考のうえ、有効期間を5年間延長することがある。

 志望者を対象としたオンライン説明会を2月7日に実施する。参加には事前登録が必要となっており、1月31日までWebサイトにて事前登録を受け付けている。説明会では、財団概要や支援内容、選考フロー説明、財団生紹介を行う予定。

◆孫正義育英財団 第5期支援人材募集
対象:応募時点で25歳以下かつ下記(1)~(5)の応募資格のいずれかを満たしている者
(1)分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストで優秀な成績を収めた者
(2)国際的に通用する資格を保有、または団体に所属している者
(3)学業や研究活動において、明らかに秀でた成績や成果を収めている者
(4)起業準備中、または、すでに自身の経営する事業で業績を上げている者
(5)孫正義育英財団事務局の論文選考で優れた思考を発揮している者
募集期間:2021年1月18日(月)~2月28日(日)
募集人数:45人程度
応募方法:孫正義育英財団Webサイトにて受け付けている

【オンライン説明会】
日時:
・日本語/2021年2月7日(日)13:00~14:30(受付開始12:45~)
・英語/2021年2月7日(日)10:00~11:30(受付開始9:45~)
場所:オンライン開催(Zoom使用)
※参加者にはZoomのURLなどを案内する
対象者:第5期支援人材 志望者本人
申込方法:Webサイトにて受け付けている
申込締切:2021年1月31日(日)

《外岡紘代》

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