【大学入学共通テスト2021】データネット「合格可能性判定基準」公開

 ベネッセコーポレーションと駿台予備学校は2021年1月20日、大学入学共通テスト自己採点集計「データネット2021」において、各大学の合格可能性判定基準と度数分布、共通テストの全体概況などを公開した。東大理科三類のA判定は850点、得点率は94.4%。

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データネット2021「合格可能性判定基準」
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 ベネッセコーポレーションと駿台予備学校は2021年1月20日、大学入学共通テスト自己採点集計「データネット2021」において、各大学の合格可能性判定基準と度数分布、共通テストの全体概況などを公開した。東大理科三類のA判定は850点、得点率は94.4%。

 データネット集計状況によると、2021年度大学入学共通テストのデータネット集計件数は、1月20日現在40万8,238件。共通テスト出願者数に占める集計率は76.3%。

 合格可能性判定基準一覧は、A~D判定の判定基準(傾斜)、得点率(%)、900点集計、1次通過情報などをExcel形式で掲載している。合格率は80%以上をA判定、60%以上80%未満をB判定、40%以上60%未満をC判定、20%以上40%未満をD判定としている。

 合格可能性判定基準によると、東京大学理科三類のA判定は850点、得点率では94.4%。1次通過のラインは630点、倍率は3.5。

 合格可能性A判定を見ていくと、東京大学は文科一類が835点(得点率92.8)、文科二類は835点(同92.8%)、文科三類は830点(同92.2%)、理科一類は830点(同92.2%)、理科二類は825点(同91.7%)、理科三類は850点(同94.4%)となっている。

 このほか、データネット2021では全体概況(データネット成績概況、度数分布過年度対比グラフなど)、難関10大学と全国国公立大学医学部医学科の度数分布なども掲載している。

《奥山直美》

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