【大学入学共通テスト2021】各予備校、合格判定ツール公開

 受験生の志望校選びを支援しようと2021年1月20日、河合塾は「バンザイシステム」と「ボーダーライン一覧」、ベネッセと駿台によるデータネットは「自己採点計算ツール」と「判定チェッカー」、駿台は「インターネット選太君」、東進は「合格判定システム」を公開した。

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河合塾「バンザイシステム」
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 大学入学共通テスト(以下、共通テスト)受験生の志望校選びを支援しようと2021年1月20日、河合塾は「バンザイシステム」と「ボーダーライン一覧」、ベネッセと駿台によるデータネットは「自己採点計算ツール」と「判定チェッカー」、駿台は「インターネット選太君」、東進は「合格判定システム」を公開した。

 河合塾の「バンザイシステム」は、共通テストの自己採点結果から志望校の合格可能性が判定できるシステム。共通テストの自己採点得点を入力すると、志望大学の合格可能性や、合格可能性の高い大学が検索できる。全統記述模試の成績とのドッキング判定も可能。「ボーダーライン一覧」では、1月16日と17日に実施された共通テストに基づき、大学ごとのボーダーラインなどを掲載している。

 データネットによる「自己採点計算ツール」は、共通テストの解答を入力することで、自己採点が簡単にできるツール。「判定チェッカー」に自己採点と志望大学を登録することで、志望大学の合格可能性が判定できる。第2回ベネッセ・駿台記述模試・10月の受験結果とのドッキング判定も可能。

 駿台の「インターネット選太君」は、2次(個別)試験出願シミュレーションシステム。データネットに参加した受験生のデータから、志望順位をシミュレーションし、志望校の合格目標ラインや第1段階選抜通過ラインを示し、合格可能性まで判定してくれる。駿台大学別入試実戦模試・記述型総合模試(第2回駿台全国模試、第2回駿台・ベネッセ記述模試)とのドッキング判定も可能。

 東進の「合否判定システム」では、共通テストの得点から2次試験の得点を推定し、共通テストと2次試験の配点を考慮した総合判定を行う。合格可能性だけでなく、入試科目や配点など、必要な情報も一覧で表示。学部系統や地域などで条件をしぼり込み、合格可能性の高い大学を表示できる。国公立大・私大共通テスト利用入試に加え、私大一般入試の合格可能性も提示する。

《奥山直美》

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