公民は、「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間で得点調整を行う。大学入試センターが発表した公民換算表によると、たとえば「政治・経済」の結果が50点であれば、「素点」の50の行の「政治・経済」の列のマスにある58が調整後の「政治・経済」の得点となる。また、「現代社会」の結果が60点であれば,「素点」の60の行の「現代社会」の列のマスにある67が調整後の「現代社会」の得点となる。なお、「倫理、政治・経済」は、調整対象科目ではない。
理科2は、「物理」「化学」「生物」の間で得点調整を行う。大学入試センターが発表した理科2換算表によると、たとえば「化学」の結果が50点であれば、「素点」の50の行の「化学」の列のマスにある58が調整後の「化学」の得点となる。また、「物理」の結果が60点であれば、「素点」の60の行の「物理」の列のマスにある66が調整後の「物理」の得点となる。なお、「地学」は、受験者数が1万人未満のため、得点調整の対象としない。
大学入試センターは今後、共通テスト第1日程の平均点、最高点、最低点、標準偏差値などのデーターの最終発表を2月18日に予定している。
得点調整について
1月16日・17日に実施する試験並びに1月30日・31日に実施する試験それぞれにおいて次の各科目間で、原則として20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には得点調整が行われる。ただし、受験者数が1万人未満であった科目は得点調整の対象とされない。
・地理歴史の「世界史B」「日本史B」「地理B」の間
・公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間
・理科のグループ2の「物理」「化学」「生物」「地学」の間
ただし、1月16日・17日と1月30日・31日に実施する試験の間では、得点の調整は行われない。
大学入学共通テスト2021 特集
大学受験 特集