完売早く注文が難しいランドセル工房は…最速は5月下旬
ランドセルの最新情報をまとめたポータルサイト「ランドセル通知表」は、ランドセルの最新調査結果を公表した。ここ数年は、コードバン素材を使った高級志向のモデルが人気を集め、生産数が少ない「工房系ブランド」は完売で買えない人も出ているという。
生活・健康
未就学児
advertisement

アンケートは、「2021年4月入学」または「2022年4月入学」予定の子どもがいる日本全国の男女300名を対象に実施した。調査時期は2021年1月。
もっとも完売が早くて注文が難しいと思う工房系ブランドは、「黒川鞄工房」70票が最多。「土屋鞄」59票、「池田屋」46票、「鞄工房山本」31票、「カバンのフジタ」30票などが続いた。2021年4月入学者向けランドセルの販売状況を見てみると、「黒川鞄工房」は2020年5月下旬で完売。「土屋鞄」は2021年1月8日時点でほぼ全モデルが購入可能だが、2月1日午前9時で2021年度分の受付は終了する予定となっている。「池田屋」は、1月8日時点で1モデルのみ在庫が残っているものの、ほぼすべてのモデルが完売している。
高級素材コードバンで品揃えが充実していると思う工房系ブランドを聞いたところ、「黒川鞄工房」71票がもっとも多く、ついで「土屋鞄」59票、「池田屋」46票、「鞄工房山本」31票、「カバンのフジタ」29票など。コードバンは牛革と比べてもさらに稀少な素材なので、多くのブランドでは1モデルのみの「高級モデル」として扱われるが、「黒川鞄工房」や「土屋鞄」では複数モデルを展開している。コードバンモデルは素材量の問題で大量生産はできないため、2022年4月入学者向けランドセルでも数はあまり増えないと予想されている。
コードバンランドセルでカラーバリエーションが充実していると思う工房系ブランドは、「黒川鞄工房」68票、「カバンのフジタ」50票、「土屋鞄」50票、「池田屋」47票、「鞄工房山本」25票の順に多かった。各ブランドのコードバンモデルのランドセルの中で、カラーバリエーションがもっとも多いモデルを比べると、「黒川鞄工房」が最多で14色、「土屋鞄」が最多で5色、「鞄工房山本」が最多で4色、「萬勇鞄」が最多で3色となっている。
「ランドセル通知表」によると、すでに多くのブランドで2022年度モデルのカタログ配布が始まっているので、気になるブランドがある人はなるべく早めにカタログを集めて、どのブランドにするか家族で話し合っておいた方が良いという。「ランドセルの通知表」では、カタログ配布や新モデル情報などをわかりやすくまとめている。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement