TOEIC公開テスト、試験日や受験地など変更

 日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2021年1月27日、TOEIC Listening & Reading公開テストの増回とTOEIC Speaking & Writing公開テストなどの受験地・入場時間変更について公表した。

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2021年度TOEIC Listening & Reading公開テストの変更点
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 日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2021年1月27日、TOEIC Listening & Reading公開テストの増回とTOEIC Speaking & Writing公開テストなどの受験地・入場時間変更について公表した。

 TOEIC Listening & Reading公開テストは、新型コロナウイルス感染予防と試験会場の確保状況から定員制を導入し、当面の間は申込受付を抽選方式としている。試験日は、「2022年2月は実施なし」としていたが、「2022年2月27日実施」へ変更。「2022年3月6日」としていた試験日は「2022年3月20日」、「7月」は「7月11日」、「8月」は「8月22日」へと変更する。

 受験地は、一部の試験日で増設。4月25日は当初予定の17から18受験地へ、10月3日は当初予定の8から18受験地へ変更となる。実施回数は、2021年度も1日2回(午前・午後)を継続する。

 一方、TOEIC Speaking & Writing公開テストでは、石川・静岡・愛媛・沖縄での実施を休止。TOEIC Speaking & WritingとTOEIC Speakingの公開テストの受験地は、北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡の12都道府県。2021年度からは、TOEIC Speaking & Writing公開テストが実施されるすべての受験地で、TOEIC Speaking公開テストが受験できるようになる。

 TOEIC Speaking公開テストは、1日の実施回数を4回から2回に変更。入場時間は、TOEIC Speaking & Writing公開テストが午前10時45分と午後2時、TOEIC Speaking公開テストが午前9時半と午後4時15分となる。

 このほか、TOEIC Bridge Speaking & Writing公開テストは、神奈川・愛知・兵庫での実施を休止。受験地は、東京・大阪の2都市になる。

 各公開テストのスケジュールや詳細は、IIBCのWebサイトから確認できる。

 TOEIC Programは、TOEIC Listening & Reading Test、TOEIC Speaking & Writing Tests、TOEIC Bridge Listening & Reading Tests、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsの総称。4つのテストをあわせたTOEIC Programは、世界160か国、約1万4,000団体で実施されている。

《奥山直美》

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