未来を拓く中高生のキャリア学習を止めない、日立システムズのオンライン企業訪問

 日立システムズは、これまで対面で実施してきた中学校・高等学校からの企業訪問を、Web会議システムの活用によりオンライン化。フレキシブルなキャリア学習の機会を、より多くの生徒に提供している。対象は全国の中学校・高等学校。Webサイトにて申込みを受け付けている。

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オンラインで実施した中学生・高校生 企業訪問プログラムのようす
オンラインで実施した中学生・高校生 企業訪問プログラムのようす 全 2 枚 拡大写真
 日立システムズは、これまで対面で実施してきた中学校・高等学校からの企業訪問を、Web会議システムの活用によりオンライン化。これまで以上にフレキシブルなキャリア学習の機会を、より多くの生徒に提供している。対象は全国の中学校・高等学校。Webサイトにて申込みを受け付けている。

 日立システムズでは、社会貢献活動方針のひとつである「人づくり」の一環として、中学生・高校生向け企業訪問プログラムを次世代の人材育成と位置づけ、これまで本社での訪問を受け入れる実施形態で、2011年から延べ282校、3,839人の生徒にキャリア学習の機会を提供してきた。企業訪問では、事業や存在意義のほか、従業員の業務内容などを紹介し、対話を通じて中高生に「社会との関わり方」や「働くことの意義やよろこび」を伝え、次世代を担うIT人材の育成に力を入れてきたが、新型コロナウイルスの影響による安全・健康第一の観点から、2020年7月よりオンライン型の企業訪問の受け入れを開始した。

オンラインならではの学習機会を創出



 オンライン型の企業訪問プログラムでは、これまで実施してきた日立システムズの紹介、従業員による仕事紹介や本社オフィス内の見学、日立システムズが提供する製品やサービスの体験に加え、来訪する学校の地元支社や全国のデータセンター、コンタクトセンターなど、日立システムズの他の拠点とも連携することが可能となった。また、従来は90分から120分間のプログラムだったところ、学校現場への配慮から、授業時間に合わせて最短40分からのオンライン用プログラムも用意している。従来の訪問型の企業訪問プログラムも予防対策を徹底し、最大20名の少人数で受け入れている。

 すでに宮城、長崎、大分、茨城など全国各地の中学校・高等学校からオンライン型の企業訪問の申し込みがあり、随時Web会議システムを利用して実施。東京都町田市立堺中学校2年生187名に向けて実施したオンライン企業訪問プログラムでは、「ITが自分の身近にたくさん使われていることを知った」といった感想や、「中学生の今の内にやっておいたほうがよいことは?」「コロナ下での新しい取り組みやサービスは?」といった質問が飛び交うなど、積極的に学ぶ生徒の姿が見られたという。

 また、2019年度までに企業訪問を実施した学校への調査では、「学ぶことや働くことの意義を理解することで、職業観・勤労観が養われる」、「初めてITに興味を持った生徒も多い」などの感想が寄せられており、保護者や教職員の間のクチコミで人気が広がるなどして来訪する生徒数は年々増加。2019年度の受け入れ実績は130校1,585名という数字からも、実体験を重視するキャリア教育への注目が急速に高まっているようすがうかがえる。

企業訪問受け入れ実績
企業訪問受け入れ実績(日立システムズ提供のデータをもとにリセマム編集部作成)

 未来の大人たちが、人とITのチカラを実感し、自分事としてキャリア学習に取り組むことができる貴重な機会。予測不可能な未来を担う子どもたちの「学びを止めない」ために、企業が創出する全国どこからでもアクセス可能なオンラインでの学習機会は、ニューノーマル時代のスタンダードといえるのではないだろうか。

開催概要


開催日時:月曜日-金曜日 9:00-17:30(※祝日および休業日を除く)
対象:全国の中学校・高等学校
所要時間:オンライン型 最短40分~120分(※授業時間にあわせる)/訪問型 90分~120分
受入れ人数:オンライン型 制限なし/訪問型 最大20名(※感染症予防対策により収容人数を減らして実施。20名を超える場合は、分割して訪問可)
場所:オンライン型 学校と日立システムズをオンラインで接続/訪問型 日立システムズ本社(東京都品川区大崎1-2-1)
詳細・お申込みはこちら

《田口さとみ》

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