【大学受験2021】慶應義塾、医学部18.9倍…志願者数確定

 慶應義塾大学は2021年2月1日、2021年度一般選抜の志願者数を確定した。前年度より志願者が増えたのは経済学部B方式、法学部法律学科、商学部B方式、看護医療学部。試験は薬学部の2月10日から順次実施される。

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2021年度一般選抜 志願者状況(確定)
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 慶應義塾大学は2021年2月1日、2021年度一般選抜の志願者数を確定した。前年度より志願者が増えたのは経済学部B方式、法学部法律学科、商学部B方式、看護医療学部。試験は薬学部の2月10日から順次実施される。

 一般選抜の出願受付は1月19日まで。文学部は募集人員580人に対し出願者は4,243人、志願倍率は7.3倍。経済学のA方式は募集人員420人に対し志願者は3,716人、志願倍率は8.8倍。同B方式は募集人員210人に対し志願者数は前年より125人増え2,081人、志願倍率は9.9倍。

 法学部法律学科は募集人員230人に対し、志願者数は前年より92人多い1,603人、志願倍率は7.0倍。同政治学科は募集人員230人に対し志願者は1,359人、志願倍率は5.9倍。医学部は募集人員66人に対し、志願者は前年より143人少ない1,248人、志願倍率は18.9倍。

 理工学部は学問A~Eの募集人員650人に対し志願者は7,449人、志願倍率は11.5倍。総合政策学部は募集人員225人に対し志願者は3,164人、志願倍率は14.1倍。環境情報学部は募集人員225人に対し志願者は2,864人、志願倍率は12.7倍。総合政策学部と環境情報学部は2020年度まで、募集人員は各275人だったがAO入試の募集人員を増やしたため、2021年度から各225人となっている。

 そのほか、前年度から増えたのは商学部B方式で、募集人員120人に対し志願者数は前年度より322人増え2,763人。志願倍率は23.0倍。看護医療学部は募集人員70人に対し、志願者は前年度より45人増え610人。志願倍率は8.7倍。全学部の募集人員3,656人に対し、志願者は3万6,681人、志願倍率は10.0倍となっている。

 慶應義塾大学の入試では、大学入学共通テスト利用は実施していない。一般選抜は、薬学部薬学科・薬科学科の2月10日から始まり、医学部の第2次試験の3月1日まで実施される。なお、看護医療学部の2次試験の面接は新型コロナウイルスの影響で中止を決定している。

《田中志実》

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