看護師国家試験2021学校別合格率、100%は東大など68大学

 厚生労働省が2021年3月26日に発表した第110回看護師国家試験の学校別合格者状況によると、新卒・既卒を合わせた合格率が100.0%となった大学は、日本赤十字看護大学など68大学だった。

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第110回看護師国家試験合格状況
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 厚生労働省が2021年3月26日に発表した第110回看護師国家試験の学校別合格者状況によると、新卒・既卒を合わせた合格率が100.0%となった大学は、日本赤十字看護大学など68大学だった。

 第110回看護師国家試験は、2月14日に行われ、出願者数6万6,778人、受験者数6万6,124人、合格者数5万9,769人で、合格率は90.4%。このうち、新卒者の合格者数は5万6,868人で、合格率は95.4%だった。

 学校別合格者状況によると、合格率が100.0%だった大学は66大学。このうち、合格者数が100人を超えた大学は、「日本赤十字看護大学」143人、「藤田医科大学」139人、「順天堂大学」124人、「大阪府立大学」123人、「安田女子大学」117人、「静岡県立大学」109人、「高崎健康福祉大学」108人、「防衛医科大学校」105人、「兵庫県立大学」101人、「人間環境大学」100人の9大学。

 そのほか、東京大学は合格率100%・合格者数10人、京都大学は合格率97.4%・合格者数37人。合格率が100.0%の短期大学(3年)は、福井医療短期大学と飯田女子短期大学、松本短期大学の3大学だった。

 なお、この記事は3月26日に厚生労働省より提供を受けた第110回看護師国家試験学校別合格者状況の情報をもとにしている。

《工藤めぐみ》

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