阪大・行動レベル引き上げ、大阪市立大・学長メッセージ…大阪府「医療非常事態宣言」発出

 大阪府は2021年5月5日まで「医療非常事態宣言」を発出しており、大阪大学は行動基準レベルを一部引き上げ感染症拡大防止に取り組む。近畿大学は、対面授業の割合を減らしオンライン授業を増やすため1週間の臨時休講の措置を取る。

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 大阪府は2021年5月5日まで「医療非常事態宣言」を発出しており、大阪大学は行動基準レベルを一部引き上げ感染症拡大防止に取り組む。近畿大学は、対面授業の割合を減らしオンライン授業を増やすため1週間の臨時休講の措置を取る。

 大阪大学は4月8日、大阪府が「医療非常事態宣言」を発出し、新たに「大阪府域全域における不要不急の外出・移動を自粛すること」を要請していることから、行動基準レベルを一部引き上げた。5月5日までは対面授業を主体とし、室定員の制限を遵守する。またメディア授業を有効活用する。課外活動については、宿泊を伴うイベントや試合は停止し、飲食を伴う会合を禁止する。

 大阪市立大学は4月7日、Webサイトに荒川哲男学長のメッセージを掲載。3月下旬から大阪府の感染者が急増していることから、「感染拡大の原因はほぼ会食」と言い、クラスターが発生してしまうと、二次感染・三次感染を防ぐためにキャンパスへの立ち入りを禁止することになり、授業や研究、課外活動に大きな影響を及ぼすことになる。新学期、安心・安全なキャンパスライフを有意義に過ごすために、2020年11月に大学が提案した「感染拡大防止の2つのターゲット」を再掲し、「これを遵守し、大切な友達や家族を護ろう」と呼び掛けた。

 近畿大学は、「まん延防止等重点措置」が適用され、さらに「医療非常事態宣言」が発出されたことから今後の授業運営を協議した結果、対面授業の割合を減らしオンライン授業を増やすことにした。その対応と準備期間として、東大阪キャンパスの対面授業について4月12日から4月18日までを臨時休講する。講期間中のオンデマンド授業とキャンパス内への入構の取り扱いおよび4月19日以降の授業の詳細は各学部学生センターより案内する。

 大阪府以外にも関西圏では感染者が増えており、神戸大学は教職員や学生に感染対策を徹底するよう呼び掛けている。発熱やのどの痛みなど体調の不良を感じた場合は、出勤または登校を控え自宅待機し、「神戸大学感冒様症状者にかかる届出制度」に基づき、教職員は所属部局総務担当係、学生は所属部局教務学生担当係へ連絡するようWebサイトに掲載している。

 さらに、奈良教育大学はWebサイトに新年度における新型コロナウイルス感染拡大に係る注意について掲載。飲食の際、マスクを着用しないで会話することは厳に慎むこと。昼食の時間帯には、注意喚起の学内放送をし、大学職員が巡回する。新入生歓迎会等は「飲食なし」で行い、換気やソーシャル・ディスタンス等、「三密」の回避を徹底するなど、注意事項をまとめている。

《田中志実》

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