女子高生の47%、性別理由に何らかの制限「受けたことがある」

 ガールスカウト日本連盟は、「『ジェンダー』に関する女子高校生調査報告書2020~声をつなぐ~」を公開。調査結果によると、「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことのある女子高校生は47%にのぼることが明らかになった。

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「ジェンダー」に関する女子高校生調査報告書2020~声をつなぐ~ (c) Girl Scouts of Japan
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 ガールスカウト日本連盟は、「『ジェンダー』に関する女子高校生調査報告書2020~声をつなぐ~」を公開。調査結果によると、「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことのある女子高校生は47%にのぼることが明らかになった。

 「ジェンダー」に関する女子高校生調査は、全国の女子高校生を対象に実施。調査期間は2020年6月12日から7月14日。700人の回答を得た。

 「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことがあると回答したのは47%。具体的な内容として、「力仕事は男子の仕事なのでやらなくていいと言われた」「生物の授業で『男子ならわかると思うけど』『女子にはわからないか』と言われた」という声があったほか、何かを「あきらめた」という声も多く寄せられた。

 ジェンダーについてのさまざまな価値観について聞いたところ、96%が「女子も大学教育を受けることは重要」、98%が「女子も経済的な自立が必要」と回答し、男女差なく高等教育や経済的自立が必要であることを感じていることがわかった。一方で、44%が「女子は男子よりも料理ができたほうが良い」と回答しており、「家事は女子の役割」という世間の風潮に彼女たちが影響を受けていることがうかがえる結果となった。

 メディアでは、少女・女性と少年・男性とは平等に描かれていると思うかという質問では、「そう思う」がわずか8%で、「そう思わない」が44%という結果に。「女社長、女子アナなどと女性であることを強調する言葉が使われる」「女性が性被害にあったとき、女性側に非があるコメントを目にする」等、メディアでの男女の描き方に疑問をもつ回答が多数みられた。

《桑田あや》

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