高校生・高専生対象、パソコン甲子園2021…3部門で開催

 会津大学、福島県および全国高等学校パソコンコンクール実行委員会は、第19回全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園2021」を開催する。プログラミング部門、モバイル部門、いちまいの絵CG部門の3部門で高校生・高専生(3年生まで)を募集する。

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パソコン甲子園2021
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 会津大学、福島県および全国高等学校パソコンコンクール実行委員会は、第19回全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園2021」を開催する。プログラミング部門、モバイル部門、いちまいの絵CG部門の3部門で高校生・高専生(3年生まで)を募集する。

 パソコン甲子園は、情報化社会を支える人材の裾野を広げることが目的。高校生・高専生(3年生まで)がプログラミング能力をはじめ、情報処理技術におけるアイデアや表現力等を競う。2003年の第1回大会から18年間で、延べ2万7,000人以上の生徒が参加している。2020年開催時は、プログラミング部門、モバイル部門、いちまいの絵CG部門の3部門に1,555人が参加したという。

 2021年もプログラミング部門、モバイル部門、いちまいの絵CG部門の3部門で開催。プログラミング部門は、同じ学校の生徒2人のチームで参加する。予選・本選・もうひとつの本選において、制限時間内に難易度の異なるさまざまな問題を解くプログラムを作成し、得点形式で競いあう。

 モバイル部門は、同じ学校の生徒3人以内のチームで参加。Android搭載のスマートフォンを対象に、テーマに基づき“夢のある”アプリケーションを企画・開発し、その総合的なプロデュース力を競いあう。

 いちまいの絵CG部門は、個人でテーマに基づき制作され、応募があった1枚のCG(コンピュータグラフィック)作品を「独創性」「インパクト」「技術力」「テーマを生かしきれているか」の4項目に重点を置き、表現力、芸術性等を総合的に審査し、入選作品を決定する。なお、同部門のインターナショナル版「パソコン甲子園高校生国際部門」をASIAGRAPHとの共催により開催。日本を含めたアジア各国の高校生クリエイターが自由な発想で描いたCG作品を総合的に審査する。作品の募集は共催するASIAGRAPHが行う。

 参加資格は、2021年度に日本国内の高校および高等専門学校の3年生まで、もしくはこれらと同等と認められる学校の生徒。いちまいの絵CG部門のインターナショナル版の「パソコン甲子園高校生国際部門」の参加資格はASIAGRAPHのWebサイトを参照すること。

 プログラミング部門の参加申込受付期間は2021年7月1日~8月13日。モバイル部門の企画書募集期間は5月6日~7月2日。いちまいの絵CG部門の作品募集期間は5月6日~9月3日。スケジュール等、詳細はWebサイトで確認できる。

 さらに、パソコン甲子園で使われる競技システムを使ってプログラミングを学習するオンライン講座を開催する。講座では、提出された解答プログラムは自動的に採点され、すぐに結果を知ることができるため自分のペースで学習できる。パソコン甲子園出場者だけでなく、小中学生や教員も対象。プログラミングに興味がある人はぜひ参加してほしいという。

 講座実施期間は2021年7月13日~2022年3月31日。参加費は無料。申込方法は、Webサイトから申込フォームをダウンロードし、必要事項を記入のうえメールで送付する。申込締切は2021年6月30日正午。

《外岡紘代》

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