2021卒の社会人の6人に1人「すでに退職を検討している」

 ハタラクティブは、2021年4月23日~4月28日に大学を卒業した男女154人を対象とした「21卒の就職状況に関するアンケート」を実施した。2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、就職活動の進め方は大きく変化した。

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 ハタラクティブは、2021年4月23日~4月28日に大学を卒業した男女154人を対象とした「21卒の就職状況に関するアンケート」を実施した。2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、就職活動の進め方は大きく変化した。

 2021年4月に大学を卒業した154名に就職活動時に内定があったか尋ねると、「はい」は75.3%、「いいえ」は24.7%という結果。「内定があった」と回答した人の内定保有数は、「2~3社」が51.7%と最多となった。

 現在の就業状況を尋ねると、「就業中であり、退職は考えていない」人は半数以上(68.8%)いる一方で、「就業中だが退職を検討している」人は16.2%と、4月時点で6人に1人がすでに退職を意識していることがわかった。

 退職を検討している人や退職した人に理由を尋ねると、「仕事内容がイメージと異なっていた(44.4%)」、「キャリア形成が望めない(44.4%)」「上司や同僚との人間関係が上手くいかない(37.0%)」が上位となった。

 対面時よりもコミュニケーションが取りづらいオンライン選考。企業側は実際の業務内容や雰囲気等、多くの情報を学生に伝えることが必要になる。早期離職を防ぐために選考中のフォローだけではなく、入社後の手厚いフォローが求められる。

《安田萌香》

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