外遊びが子供の心身・脳の健全な発育と近視抑制…政策提言

 「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会」は2021年6月18日、国会議員らと取りまとめた「子どもの健全な成長のための外あそび推進に向けた提言書」を発表。同日に加藤勝信官房長官に手交し、記者発表を開催した。提案書の全文はWebサイトにて見ることができる。

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「子どもの健全な成長のための外あそび推進に向けた提言書」を加藤勝信官房長官に手交した際のようす
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 「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会」は2021年6月18日、国会議員らと取りまとめた「子どもの健全な成長のための外あそび推進に向けた提言書」を発表。同日に加藤勝信官房長官に手交し、記者発表を開催した。提案書の全文はWebサイトにて見ることができる。

 「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会」は、早稲田大学人間科学学術院 健康福祉科学科・医学博士の前橋明教授を代表に、男子400メートルハードル日本記録保持者の為末大氏、キッザニア創業メンバーの油井元太郎氏等が発起人となり、日本の子供たちが身近な環境で外遊びを行うことができるよう活動を行っている。

 外遊びは、健全・健康な発育に加え、社会の未来に貢献する自立した人間形成に貢献する等、子供たちにとって重要性がますます高まっている一方、生活環境の変化やテクノロジーの浸透により多くの子供たちにとって日常的な外遊び体験の確保が難しくなっている。また、コロナ禍での休校措置後のケガの急増や、オンライン化が進む中での若年近視の急増等、外遊びの減少による弊害が子供たちにみられるようになり、子供たちの成長を地域・社会全体でどのように支えていくかが喫緊の重要課題となっている。

 外あそびを推進する会は、2020年10月より会の発起人でもある小倉將信衆議院議員主宰による「子どもの健全な成長のための外あそび推進に関する国会議員勉強会」を発足。外遊びが子供の心身、脳の発達に果たす重要な役割や、外遊び推進の課題、先進事例等について、国会議員、自治体、民間企業やNPO団体が一丸となって検討・議論を行ってきた。

 今回、勉強会全4回の成果として「子どもの健全な成長のための外あそび推進に向けた提言書」を作成。外遊びの推進に向けて国が取り組むべき課題、その対策の好事例を教育・保育の現場、地域、家庭にわたり包括的にまとめたもので、政策提言として加藤勝信官房長官に手交した。

 提言書の全文は、外あそびを推進する会のWebサイトにて見ることができる。今後も、国会議員や有識者、民間団体との連携のもと、政府における提言内容の実施の確保、好事例の普及、外遊びの重要性に関する啓発活動を続けていくとしている。

《畑山望》

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