上野動物園パンダ「シンシン」2頭出産
上野動物園は2021年6月23日、ジャイアントパンダの「シンシン」が2頭出産したと発表した。現在、職員一丸となってジャイアントパンダ母子の観察と保護に万全を尽くしているという。
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シンシンは2005年7月3日に中国の臥龍保護センターで生まれた。2011年2月21日にオスのリーリーとメスのシンシンが、中国ジャイアントパンダ保護研究センターから上野動物園へ来園。2017年6月12日には、リーリーとシンシンの間にメスの「シャンシャン」が誕生。シャンシャンは順調に育ち、2021年6月12日に満4歳を迎えた。
上野動物園では2021年3月6日にジャイアントパンダの交尾を確認。シンシンが妊娠の可能性があることから、5月10日より動物舎内にある産室への「馴らし」を始め、安心して出産にのぞめるよう公開を中止していた。
シンシンは6月23日午前1時3分に1頭目、午前2時32分に2頭目を出産した。性別は2頭とも不明。体重は1頭が124グラム、もう1頭は不明。上野動物園は、園の状況を考慮し、パンダの状況について電話等で問合せしないよう求めている。
なお、上野動物園では、リーリーとシンシンの来園10周年を記念し、6月22日より特設展示を開催している。来園には整理券の事前予約が必要となる。
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