都立動物園・水族館「オンラインチケット」7/17販売開始

 東京都は2021年7月17日より、都立動物園・水族館でオンライン決済による入場券「オンラインチケット」の販売を開始する。恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園の4園で導入する。窓口での入場券の販売も継続する。

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 東京都は2021年7月17日より、都立動物園・水族館でオンライン決済による入場券「オンラインチケット」の販売を開始する。恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園の4園で導入する。窓口での入場券の販売も継続する。

 オンラインチケットは、インターネット上のオンライン決済による日付指定の入場券。スマートフォンの画面等でQRコードを表示し、動物園や水族館の入口で提示することで入場できる。オンラインチケットの導入により、来園当日に窓口で入場券購入のために並ぶ必要がなくなり、密を避けてスムーズに入園できるようになる。

 恩賜上野動物園で7月17日午前9時より、多摩動物公園・井の頭自然文化園・葛西臨海水族園の3園で7月17日正午より、各園のオンラインチケット販売サイトで7月24日から30日まで入場分の販売を開始する。それ以降は毎週土曜日正午(置賜上野動物園は午前9時)、翌週土曜日からその次の金曜日まで(休園日を除く)の受付を開始していく。

 販売する入場券は「一般」「65歳以上」「中学生」の3種類。料金は従来の入場券と同じ。一度に購入できる枚数は10枚までだが、整理券による入場制限実施中は各園の制限方法に応じて枚数が制限される。オンラインチケットでは、団体券の販売は行わない。

 ただし、東京都内在住・在学の中学生は入場無料。各園とも小学校6年生までの入場と、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をもつ本人と付添者(原則1名)は無料。

 整理券による入場制限実施中は、入場券購入の際、整理券の取得も同時に行われる。決済は、クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)に対応。オンラインチケットとして、1人につき1つずつQRコードが発行される。払い戻し可能期間は、来園当日の午前9時半まで。

 なお、各園の窓口での入場券の販売は、これまでどおり継続する。整理券のみ取得し、各園の窓口で入場券を購入することもできる。

《奥山直美》

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