青少年のネット利用環境整備へ、課題と対策を整理…総務省

 総務省は2021年7月26日、タスクフォースによる「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策」を公表した。新たな課題とともに「青少年の利用を前提とした環境整備」等の対策を整理している。

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青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策(概要)
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 総務省は2021年7月26日、青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関するタスクフォースによる「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策」を公表した。新たな課題とともに「青少年の利用を前提とした環境整備」等の対策を整理している。

 「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関するタスクフォース」では、青少年にとって安心・安全なインターネット利用環境を整備しようと、インターネットを適切に利用するための啓発活動、青少年を保護するための有効手段であるフィルタリングサービス等について2016年4月より検討を続けてきた。

 今回、改正青少年インターネット環境整備法の着実な履行等のために2019年8月に策定した「青少年のフィルタリング利用促進のための課題および対策」の取組み状況や、近年の青少年を取り巻くインターネット環境の変化を踏まえ、「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策」を取りまとめた。

 「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策」では、新たな課題を「契約時のフィルタリング申込・有効化措置等の一層の促進」「フィルタリングの継続的な利用を促す取組みの推進」「青少年のインターネット利用を取り巻く環境の変化にともなう新たな課題への対応」の3点に整理している。

 新たな課題を解決するために官民で取り組むべき対策のポイントとして「青少年による違法・有害情報への接触を回避するためのさらなる取組みに加え、青少年がインターネット上のサービスを利用することを前提とした取組みを推進」と記載。確認された課題をあげながら、「インターネット利用の低年齢化を踏まえ、低年齢層の保護者へのアプローチを強化」等の取り組むべき対策を示している。

 保護者が青少年のライフサイクルを見通して、その発達段階に応じてインターネット利用を適切に管理する「ペアレントコントロール」については、特にSNSや動画、ゲームを利用した情報発信機会の拡大を踏まえた取組み強化、効果的な啓発手法・コンテンツ開発の推進等をあげている。

 今後、青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関するタスクフォースでは、「青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関する新たな課題および対策」について関係者における取組状況をフォローアップしていく予定。

《奥山直美》

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