国際化学オリンピック、18年連続で4人全員メダル獲得

 国際化学オリンピック日本委員会は2021年8月3日、第53回国際化学オリンピック日本大会(IChO 2021 Japan)」の成績を発表した。日本代表として参加した高校生4人のうち、3人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得した。

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国際化学オリンピック日本大会(IChO 2021 Japan)
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 国際化学オリンピック日本委員会は2021年8月3日、第53回国際化学オリンピック日本大会(IChO 2021 Japan)」の成績を発表した。日本代表として参加した高校生4人のうち、3人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得した。

 国際化学オリンピック(IChO:International Chemistry Olympiad)は、1年に1度開催される化学の国際大会。各国代表生徒4人が参加し、個人戦で化学の知識を競う。成績優秀者には金メダル(参加者の1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が授与される。日本は2003年の第35回アテネ大会より参加している。

 2021年の日本大会は当初、近畿大学・東大阪キャンパスでの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、リモートで行われた。大会には、85か国・地域から312人の生徒が参加し、5時間にわたる理論試験に臨んだ。参加生徒たちは期間中、自身のアバター(分身キャラクター)を作り、オンラインで日本の科学技術や文化にも触れ、国際交流を深めた。

 日本代表生徒は、小池佑弥さん(名古屋市立向陽高等学校3年)、竹本隆弘さん(洛南高等学校3年)、西浦洸平さん(京都府立園部高等学校3年)が銀メダル、一瀬陽日さん(東京都立小石川中等教育学校5年)が銅メダルを獲得した。日本の参加生徒4人全員がメダルを獲得するのは、2004年の第36回ドイツ・キール大会から18年連続となる。

 国際化学オリンピック日本委員会の玉尾皓平理事長は、大会の総評として「COVID-19パンデミックを乗り越えて実施されたこの大会が、一生に一度の貴重な経験として、300名を超える生徒たちの記憶に刻まれ、将来グローバル人材として活躍する糧となり、そして国際的な友情の輪のきっかけとなることを願ってやみません」と述べている。

《奥山直美》

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