6割以上がコロナ禍でも現地留学に意欲…海外留学希望の大学生

 留学希望する大学生の6割以上が「コロナ禍でも留学を行いたい」と回答し、その理由は「学生時代しか留学のチャンスがない」が最多だったことが、全研本社が2021年8月2日に発表した調査結果より明らかになった。

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留学希望する大学生の6割以上が、「コロナ禍でも留学を行いたい」と回答した。
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 留学希望する大学生の6割以上が「コロナ禍でも留学を行いたい」と回答し、その理由は「学生時代しか留学のチャンスがない」が最多だったことが、全研本社が2021年8月2日に発表した調査結果より明らかになった。

 全研本社は、2021年6月15日~6月20日に留学を希望している大学生に対して「コロナ禍の留学の実態」に関するアンケート調査を実施し、111名の有効回答を得た。

 コロナ禍が続いた場合においても海外留学を行いたいかと質問したところ、「非常に行いたい」が27.1%、「やや行いたい」が34.2%。6割以上がコロナ禍でも留学を行いたい」と回答し、コロナ禍においても、大学生の留学への意欲は高いことがわかった。

 海外留学を「非常に行いたい」「やや行いたい」と回答した人にその理由を質問したところ、「学生時代しか留学のチャンスがないと思うから」が73.5%、「英語力を鍛えたいから」が58.8%、「知見を広げたいから」が57.4%だった。その他、自由回答では「非日常的なことをしたいから」や「自分の経歴にプラスになるから」等の回答を得た。

 海外留学を「非常に行いたい」「やや行いたい」と回答した人に、実際に留学に行ける目処は立っているか質問したところ、「立っている」が30.9%、「立っていない」が69.1%という結果になった。

 留学の目処が立たない理由は「大学側が許可していない」が23.4%でもっとも多く、ついで「家族の許可がおりていないため」が21.3%、「受け入れ先大学が許可していないため」が17.0%だった。

《安田萌香》

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