英語スピーキングICT教材、大田区立中28校で本格運用

 EnglishCentralは、東京都大田区の全公立中学校にて、1万5,000本以上の動画教材を通じて生きた英語を学びながら個別最適化されたスピーキング活動を行うことができる「EnglishCentralアカデミック・プレミアムプラン」の本格運用を開始した。

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 EnglishCentralは、東京都大田区の全公立中学校にて、1万5,000本以上の動画教材を通じて生きた英語を学びながら個別最適化されたスピーキング活動を行うことができる「EnglishCentralアカデミック・プレミアムプラン」の本格運用を開始した。

 「EnglishCentral」では、世界中で700万人のユーザーに利用されているスケールメリットを最大限に生かし、公教育でも採用可能な価格を実現する。大田区では区内の全公立中学校28校で約1万人の生徒が、「EnglishCentral」内の1万5000本以上の動画を無制限に活用して、どの英語レベルの生徒も自身のレベル興味関心に応じた英語スピーキングの活動を行うことができるようになった。

 これまではALT(外国語指導助手)に依存することが多かった英語スピーキングについて、最新のAIによるスピーキング判定を活用して、時間や場所の制約なく自宅でも自由に練習ができるようになる。

 「EnglishCentral」は、英語学習の基本である「聞く」「読む」「話す」が効果的に学習できるよう、教育学、脳科学、音声科学等、最先端の研究をもとにGoogle社の投資子会社であるGoogle Ventures社の投資を受けて、アメリカで開発されたサービス。1万5000本を超える動画コンテンツとオンライン英会話を組み合わせた数少ない総合英語学習サービスで、グーグルのグループ会社として培った技術と音声認識テクノロジーによる発音診断により日本人が苦手意識を持つ発音練習を効果的に行うことができる。

 これらの自己学習の成果を、「GoLive!」というオンライン英会話レッスンを通じて生かすことも可能。日本国内では現在、全国200以上の中学校、高等学校、大学で利用されており、ユーザー数は世界中で700万人以上にのぼる。高校検定教科書デジタル教材としても日本全国で利用が開始されている。2018年からは学習管理システム(LMS)の「Classi」および「まなびポケット」の公式英語学習コンテンツとしての利用が始まっている。

《安田萌香》

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