高大生ら対象「SDGsビジネスアイデアコンテスト」10/4まで

 国連開発計画(UNDP)とシティ・ファウンデーションは、「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」によるSDGs起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021」を開催する。新たに高校生も対象とし、10月4日まで応募を受け付けている。

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 国連開発計画(UNDP)とシティ・ファウンデーションは、「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」によるSDGs起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021」を開催する。新たに高校生も対象とし、10月4日まで応募を受け付けている。

 「Youth Co:Lab」とは、2017年にUNDPとシティ・ファウンデーションが、若者のエンパワーメントとSDGs達成を目的に共同で開始した社会起業家支援活動。主軸プログラムとして、SDGs起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021」を開催する。

 「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021」は、若者によるアイデアに注目し後押しすることで、若者の可能性を伸ばすとともに、より革新的な解決策を社会に生み出すことを目標としている。第3回となる2021年は、若手社会起業家の活躍をさらに後押しするため、新たに高校生の参加も受け付け、SDGsに焦点をあてたビジネスモデルやアイデアを募集する。

 オンラインで開催した2020年の日本大会には、全国および海外から約50人が応募。2次選考を通過した9組の最終選考者が、約250人の観客と審査員に向けてビジネス・アイデアを披露した。

 応募資格は2021年7月14日現在、高校生相当以上35歳未満で、日本国籍を有している、または3年以上日本における在住経験があり、現在日本に在住している人。また、アイデア・プラン段階、事業・サービス準備段階、または事業・サービス開始3年以内の事業プランをもつ人。個人またはチームでの応募が可能。チームで応募する場合は、代表者が応募資格を満たしている必要がある。

 審査基準は「持続可能な開発目標(SDGs)への貢献度~社会問題解決へのインパクト~」「事業アイデア~イノベーション・革新性~」「アントレプレナーとしての熱意・ビジョン」「その他」の4点。日本大会の受賞者は、2022年1月から行われるスプリングボード・プログラムに招待。さらに上位のチームは、2022年春に開催予定のYouth Co:Labアジア太平洋サミットで、事業を紹介する機会が得られる。

 応募締切は10月4日。日本語と英語いずれかの応募フォームに必要事項を記入し、メールで申し込む。10月中旬に1次審査の書類選考結果、11月上旬に2次審査のピッチ動画・選考結果を発表し、日本大会の出場者を決定。11月25日の日本大会で最優秀賞等の受賞者を決める。

 なお、応募書類および日本大会のピッチは日本語または英語で行うことが可能だが、スプリングボード・プログラムおよびYouth Co:Labアジア太平洋サミットの使用言語は英語となる。そのため、審査にあたっては国際的な環境で英語を使用してコミュニケーションをとる能力や意欲も考慮される。

 詳細は、UNDPのWebサイトから確認でき、応募フォームもダウンロードできる。8月19日午後7時からは、応募を検討中の人を対象にした説明会をオンラインで開催する。参加無料。定員は30人。申込みはUNDPのWebサイトより受け付けている。

◆ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021
応募期間:2021年7月14日(水)~10月4日(月)12:00
応募資格:
・2021年7月14日現在で高校生相当以上、35歳未満の人(1986年7月15日~2006年4月1日生まれ)
・日本国籍を有している、または3年以上日本における在住経験があり、現在日本に在住している人
・アイデア・プラン段階、事業・サービス準備段階、または事業・サービス開始3年以内の事業プランをもつ人
※個人またはチームで応募可能(チームで応募する場合は代表者が応募資格を満たしている必要がある)
応募方法:日本語と英語いずれかの応募フォームに必要事項を記入し、WordまたはPDF形式(20MB以下)でメールより応募する

◆「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021」説明会
2021年8月19日(木)19:00~20:00
開催方法:オンライン(Zoom)
対象:応募を検討中の人
参加費:無料
定員:30人
申込方法:UNDPのWebサイトより

《奥山直美》

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