名探偵コナン列車は、「まんが王国とっとり」の建国を記念して2012年度に運行を開始した。コナンをはじめとした『名探偵コナン』の主要キャラクターのイラストが車体に描かれ、JR西日本によると運行時刻に合わせて乗車するファンもいるそうだ。
現在は、コナンや怪盗キッドのイラストをあしらった「ピンク」(2015年度から運行)と、コナンや怪盗キッドに加え、工藤新一や毛利蘭なども描かれた「青赤」(2019年度から運行)が、それぞれ2両1編成で運行されている。
このたび「ピンク」のデザインをリニューアルすることとなり、同車両は9日で運行を終了する予定だ。「青赤」は引き続き運行される。
新デザイン車両は「茶オレンジ」になる。1編成の2車両それぞれにテーマを設けている。米子側の「茶」車両のテーマは「招集された探偵たち」。作品に登場する探偵たち(コナン、工藤新一、毛利小五郎、安室透、服部平次ら)が車体に描かれる。鳥取側の「オレンジ」車両のテーマは「少年探偵団」で、コナンの同級生で構成された少年探偵団が車体に登場する。
内装のトイレ入口には、コナンと探偵風衣装の工藤新一のイラストを配している。お手洗いの男女ピクトグラムが、工藤新一(男)と毛利蘭(女)を模したイラストになっている。
新デザイン車両の運行開始は9月18日。
