プログラミング教育「CODEGYM Academy」無償提供…渋谷区も後援
コロナ禍で学習、就職に影響を受けた学生を対象に、プログラミング学習の無償提供を行う支援プロジェクト「CODEGYM Academy」。新たに渋谷区が後援に加わることを表明。
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コロナ禍において、学びの環境や進路、その後のキャリアに影響を受けた学生は多くいる。そんな中LABOTは、本来期待していた学びの環境を受けられなかった事情を持つ、就職活動を控える学生を対象に、全くの諸学者でも新卒エンジニアに挑戦できるという選択肢を提供する。
「CODEGYM Academy」は、大阪を拠点に高校生へプログラミング教育を無償提供する活動を行うNPO法人CLACK、そしてGMOインターネットグループ、スマレジを始めとする40社以上の企業からの協賛、クラウドファンディング、福岡市からの後援のもと、日本全国から希望する学生を対象に、プログラミング教育を無償するプロジェクト。
同プロジェクトは、2021年11月から2022年3月末まで、週25時間の学習時間を約5か月行うことで、500時間相当のコンピュータサイエンス科目、Webプログラミング学習に取り組める。
2021年9月28日、福岡市の後援に加え、新たに渋谷区も後援として表明。2020年から取り組む「スタートアップエコシステム」の強化を行う中、多くの企業が悩む「人材不足」問題を改善したい考え。
同プロジェクトで採用されたメイン教材は、米ハーバード大学が提供するコンピュータ・サイエンス科目「CS50's Introduction to Computer Science」を使用。2021年5月に日本語版ページの翻訳コントリビュータとして公開した、日本語版の「CS50.jp」によって、すべて日本語で学習を進める。
最終課題まで取り組むと、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学により創立されたMOOCプラットフォーム「edX」を通して、CS50の単位履修認定証明を獲得できる。この証明書は就職活動に活用でき、国際的にスキルを表明することが可能。
授業内では、情報工学の初学者が約400時間以上の学習により、国内IT、Web企業へのエンジニア就職が目指せる水準のスキル支援、キャリア支援を目指し、コンピュータ・サイエンスの基礎的知識から実践的なWeb開発スキルを身に付けられる。また、難問への取組みを通じた、問題解決スキルの育成、全国の初対面の受講生同士でのピアラーニングの機会、最終課題等を通じた創造性を育める。
また、同プロジェクトでは専門家のキャリアアドバイザー等と契約のうえ、カリキュラム修了後は就職支援プログラムが開始される。カリキュラムの一環として、スポンサー企業に所属するエンジニア、人事担当者との交流会等、就職活動で役に立つ機会を定期的に設定。積極的なキャリア作りに繋がる場を用意する。
現在、未だ長期化するコロナ禍の影響を鑑み、2021年9月30日まで二次募集受付中。最大1,000人の受入れを行う。
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