岸田新内閣発足、経産相に萩生田文科相…新聞ウォッチ

きょう(10月4日)夕方にも発足する自民党の岸田文雄総裁による新しい内閣の顔ぶれが固まったようだ。各紙が1面トップ記事などで報じているが、見出しに目玉人事として取り上げた閣僚はマチマチ。

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岸田・新総理大臣(9月29日)
岸田・新総理大臣(9月29日) 全 2 枚 拡大写真
きょう(10月4日)夕方にも発足する自民党の岸田文雄総裁による新しい内閣の顔ぶれが固まったようだ。各紙が1面トップ記事などで報じているが、見出しに目玉人事として取り上げた閣僚はマチマチ。

たとえば、読売は新型コロナウイルス対策を担う厚生労働相の後藤茂之政調会長代理と、連立を組む公明党の“指定席”になっている国土交通相に入閣する斉藤鉄夫副代表の2氏。その斉藤氏は次期衆院選で広島3区から与党統一候補として出馬する予定で、入閣を選挙戦の追い風にしたい公明党の意向を踏まえたとみられる。

朝日は、新設する経済安全保障担当相に衆院当選3回の小林鷹之・元防衛政務官のほか、閣僚20人のうち初入閣が13人に上るなど、刷新イメージを打ち出すねらいがあると伝えている。毎日も同様に「岸田内閣13人初入閣」が大見出し。

産経は、経済産業相に横滑りの安倍前首相に近い細田派の萩生田光一文科相と岸信夫防衛相の再任を掲載。日経も「萩生田経産相、後藤厚労相」がタイトル。
岸田内閣の特色としては「『岸田カラー』若手抜てき、派閥も配慮人選手堅く」(読売)、「岸田カラーバランス腐心」(朝日)などのほか、日経は重要政策の陣容で「岸田色」をうかがわせると指摘する。新型コロナ対応や脱炭素など積み残された課題も山積、顔ぶれの半数以上が初入閣で、若ければいいというわけでもないが、まずはお手並み拝見である。

2021年10月4日付

●岸田内閣きょう発足、厚労・後藤、国交・斉藤氏(読売・1面)

●宣言明け車列延々(読売・1面)

●ポルシェ時速140キロ試乗、千葉・木更津に新施設(読売・4面)

●「空飛ぶクルマ」実現に、スカイドライブ・福沢知浩最高経営責任者(毎日・9面)

●車の自動ブレーキ義務化でどうなる(毎日・15面)

●国内景気足踏み感、現状は「横ばい」63%(日経・1面)

●テスラ販売73%増、世界7~9月、最多24万台(日経・5面)

●観光・外食の割引再開続々(日経・38面)

岸田新内閣きょう発足…経産相に萩生田氏,国交相は公明党の斉藤氏[新聞ウォッチ]

《福田俊之@レスポンス》

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