不登校「誰にも相談しなかった」小学生36%、中学生42%…文科省調査

 学校に行きづらいことについて「誰にも相談しなかった」という不登校の児童・生徒が、小学生36%、中学生42%にのぼることが2021年10月6日、文部科学省の実態調査から明らかになった。最初に30日以上欠席した時期が低学年であるほうが高い傾向にあった。

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 学校に行きづらいことについて「誰にも相談しなかった」という不登校の児童・生徒が、小学生36%、中学生42%にのぼることが2021年10月6日、文部科学省の実態調査から明らかになった。最初に30日以上欠席した時期が低学年であるほうが、「誰にも相談しなかった」という割合は高い傾向にあった。

 2020年度不登校児童生徒の実態調査は、調査への協力が可能と回答のあった対象学校に通う小学6年生と中学2年生で前年度(2019年度)に不登校であった者のうち、2020年12月1日~28日の調査対象期間、学校に登校または教育支援センターに通所の実績がある児童生徒および保護者を対象に実施した。回収数は、小学6年生の児童713件、保護者754件、中学2年生の生徒1,303件、保護者1,374件。10月6日開催の第1回不登校に関する調査研究協力者会議で結果が公表された。

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《奥山直美》

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