【中学受験2022】過去問の売れ行き前年比較、注目の女子校はどこ？

　中学受験に向けた準備もいよいよ大詰め。我が子に合う学校を選び、期日までに願書を提出することは、保護者にとって緊張を伴う最大ミッションのひとつだろう。人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目の女子校を探る。

過去問出庫率前年比較（女子校編）

　3年間の出庫率（前年比）を見ていくと、1位のカリタス女子中学校が前年比120％を超える人気ぶりという結果となった。大学付属校人気と言われる中でも、伝統校が人気を保っているようすがうかがえる。上位10校は以下のとおり。

過去問出庫率前年比較＜女子校編＞TOP10
数字の見方例：校名　一昨年110％→昨年100％→今年95％

1位　カリタス女子中学校　91.8％→98.9％→127.3％
2位　大妻中野中学校　89.7％→95.1％→117.3％
3位　実践女子学園中学校　87.5％→105.5％→116.8％
4位　湘南白百合学園中学校　97.3％→100.3％→113.4％
5位　横浜雙葉中学校　104.1％→87.7％→113.2％
6位　東京女学館　98.0％→92.6％→113.2％
7位　豊島岡女子学園中学校　96.4％→97.7％→112.7％
8位　吉祥女子中学校　96.4％→90.3％→112.6％
9位　神奈川学園　98.4％→99.6％→112.0％
10位　女子聖学院中学校　94.3％→101.7％→109.4％

　下記「声教チャンネル」動画より、1～18位までの出庫状況、人気上昇の理由等、詳しい解説を視聴できる。

【中学受験】今年はどうなる？過去問出庫率前年比較（女子校編）
過去問が売れてる人気校、そして狙い目校はどこ？※2021年11月時点
　YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社後藤氏によると「保護者は、より我が子に合っている学校、入りやすい学校を探しているようすが見受けられ、あらためて評価が高まっている伝統校が多い」という女子校。6年間の学びからこの先の人生の土台を築いてほしいと願う保護者と、10代の貴重な6年間を共に学ぶ友や師と出会い、過ごす子供たち本人にとって大きな岐路となる学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。

　>>男子校編はこちら。
　>>共学校編（前編・11～30位）はこちら。
　>>共学校編（中編・1～10位）はこちら。
　>>共学校編（後編・狙い目校）はこちら。

　過去問出庫状況上位10校の過去問題集は以下のとおり。（Amazonへ遷移します）