12歳未満のワクチン接種、政府「3月以降に開始見込み」
12歳未満に対する新型コロナウイルスのワクチン接種について、松野博一官房長官は2022年1月12日、3月以降に接種を開始できる見込みであることを明らかにした。希望する子供への接種に向けて現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)で安全性等の確認を進めているという。
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
日本における新型コロナワクチンの接種は現在、ファイザー社、武田/モデルナ社いずれも12歳以上が対象となっている。両社の新型コロナワクチンは、海外では生後6か月~11歳を対象に臨床試験を実施し、このうちファイザー社のワクチンはアメリカで5~11歳への接種を開始。日本でも2021年11月10日に薬事承認申請されている。
1月12日に会見した松野官房長官は、5歳から11歳までの子供用の新型コロナワクチン接種について現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)で有効性・安全性等の確認を進めていると説明。「薬事承認や厚生労働省の審議会での承認が得られれば、ワクチンが2月から輸入される予定のため、3月以降に接種を開始できる見込みである」と語った。
12歳未満に対する新型コロナワクチン接種については、岸田文雄首相も1月11日の会見で「これまでワクチン接種の対象となっていなかった12歳未満の子供について、薬事等必要な手続を経て、希望者に対してできるだけ早くワクチン接種を開始する」と発言している。
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