コロナ禍「家族の距離が縮まった」20代の約半数

 コロナ禍で20代の約半数が家族の距離が縮まったと回答したことが、ジブラルタ生命保険が2021年12月22日に公表した「家族愛に関する調査2021」の調査結果から明らかになった。

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自身の家族愛の点数(ジブラルタ生命調べ)
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 コロナ禍で20代の約半数が家族の距離が縮まったと回答したことが、ジブラルタ生命保険が2021年12月22日に公表した「家族愛に関する調査2021」の調査結果から明らかになった。

 「家族愛に関する調査2021」は、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2,000名(男性1,000名・女性1,000名)を対象に実施した。調査期間は2021年11月16日~11月17日。インターネット調査にてネットエイジアの調査協力により実施した。

 「家族愛に関する調査2021」では、コロナ禍の家族関係について調査した他、家族愛についての自己評価を100点満点で評価し男女別・都道府県別で集計している。

 自身の家族愛の点数を100点満点で評価すると何点か聞いたところ「100点」が29.9%でもっとも多くの回答が集まり、「80点台」が22.1%、「90点台」が18.4%で平均は80.2点だった。

 家族に対し、十分な愛情を注げていると自己評価している人が多いことがわかった。男女別にみると、平均は女性では81.3点、男性では79.1点で女性のほうが2.2点高かった。

 都道府県別にみると、自己評価が高い地域は、男性では1位が「北陸・甲信越」の83.9点、2位が「九州・沖縄」の81.9点だった。女性では1位が「北海道」の86.6点、2位が「九州・沖縄」の83.5点だった。

 次にコロナ禍における家族関係の変化について質問し、家族の距離は「縮まった」「拡がった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、「非常に縮まった」は14.2%、「やや縮まった」は21.4%で、合計は35.6%、「非常に拡がった」は1.8%、「やや拡がった」は3.2%で、合計は5.0%となった。コロナ禍で家族との会話が増え、家族に対する理解が深まったと実感する人が多いのではないだろうか。

 年代別にみると、「縮まった」と回答した人の割合は、20代が49.3%、30代は45.3%で突出して高くなり、年代が上がっていくにつれて割合は低くなることがわかった。50代・60代になると、これまでにもさまざまなピンチを切り抜けてきているため、コロナで家族の距離に影響が出ることは少なかったことがうかがえる。

 また、家族を守りたい気持ちは「強まった」「弱まった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、「強まった」は48.1%、「弱まった」は2.6%となった。コロナ禍で家族に対する思いが強くなったと感じた人が多いようだ。

 年代別にみると、「強まった」と回答した人の割合は、20代が62.5%、30代が60.0%で子育て世代の数値が高かった。子供を守るという観点から家族に対する思いが強くなったと感じた人が多かったのではないだろうか。

 コロナ禍で配偶者・パートナーに対する評価は「上がった」「下がった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、「上がった」は30.1%、「下がった」は7.5%となった。コロナ禍による外出自粛で、配偶者やパートナーと一緒に過ごす時間が増え、会話する機会や家事などで協力し合う機会が多くなり、配偶者・パートナーのことを見直したり、長所を新たに発見したりしたケースがあるのではないだろうか。

 性・年代別にみると、「上がった」と回答した人の割合は、20代男性45.5%、女性42.0%で男女とももっとも高くなった。

 コロナ禍で子供に対する理解度は「上昇した」「下降した」のどちらにあてはまるか聞いたところ、「上昇した」は34.3%、「下降した」は3.8%となった。子供との会話が増え、子供の日常や子供の気持ちを詳しく知る機会が増えたのではないだろうか。年代別にみると、「上昇した」と回答した人の割合は、20代が50.2%でもっとも高くなり、半数を超えた。コロナ禍では、全体を通し20代・30代の若い世代で家族関係について、良い変化があることがわかった。

 その他にも「家族愛に関する調査2021」では、「家族との喧嘩について」や「親孝行について」等、興味深い調査結果を公開している。

《鈴木あさり》

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