【大学受験2022】共通テスト未受験、個別試験のみで合否判定…17大学延べ22人
新型コロナウイルス感染症の影響で大学入学共通テスト(以下、共通テスト)を受けられなかった受験生のうち、大学の個別試験のみで合否判定する救済措置の対象は、17大学延べ22人であることが2022年2月22日、文部科学省の調査で明らかになった。
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文部科学省
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、文部科学省は2022年1月、共通テストの本試験と追試験いずれも受験できなかった受験生が出た場合、個別学力検査や調査書等により合否判定を実施するよう、全国の大学に要請していた。
2月22日に会見した文部科学省の末松信介大臣は、共通テストの本試験、追試験・再試験のいずれも受験できず、いずれかの欠席事由が新型コロナウイルス感染症の陽性または濃厚接触者であった者から相談のうえ出願があった大学数は、2月21日時点で国公私立あわせて17大学、受験生の総数は延べ22人であったと発表した。延べ人数には、前期日程・後期日程が含まれている。
なお、個別の大学名や大学ごとの人数は、学力検査等を控えている受験生の心理的影響等にも配慮し、公表は差し控えるとしている。
受験生に対する救済措置については、東京大学が2月15日、新型コロナウイルスの影響で共通テストの本試験と追試験を受けられなかった4人の受験生に対して、個別試験のみで合否判定することを明らかにしている。
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