街の住みここちランキング関西版…賃貸・持ち家別

 大東建託は2019年~2021年に調査した関西圏(2府4県)在住者を対象に行った居住満足度調査結果を集計し「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング2021」として公表した。借りて住んだ街(駅)1位は「南森町G」、買って住んだ街(駅)1位は「新在家」。

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街の住みここちランキング
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 大東建託は2019年~2021年に調査した関西圏(2府4県)在住者を対象に行った居住満足度調査結果を集計し「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング2021」として公表した。借りて住んだ街(駅)1位は「南森町G」、買って住んだ街(駅)1位は「新在家」。

 2022年3月16日に発表された「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング2021<関西版>」では、関西(2府4県)居住の20歳以上の男女、2019年~2021年の調査合計10万221名を対象に集計した。過去最大級の居住満足度調査は、今回が初めての結果発表になる。

 調査は、駅徒歩15分以内に居住している賃貸住宅居住者と持家居住者を区分して、20名以上の駅を「借りて住んだ街(駅)」「買って住んだ街(駅)」として住みここちをランキング。自治体ランキングでは、回答者数50名以上の自治体を集計し、同様に賃貸住宅居住者と持家居住者を区分してランキングを行った。集計では、因子別に生活利便性・交通利便性・行政サービス・親しみやすさ・イメージ・静かさ治安・物価家賃・自然観光の8項目で評価し、偏差値・評点を集計した。

 「借りて住んだ街(駅)の住みここちランキング」は、1位「南森町G」、2位「神宮丸太町」、3位は「夙川」、4位「烏丸御池」、5位「桜井」、6位「野江」、7位「渡辺橋G」、8位「千里山」、9位「千里中央」、10位「上本町G」という結果に。TOP10のうち、7駅が大阪府で、続いて京都府2駅。兵庫県は1駅となった。なお、兵庫県の夙川は「街の住みここちランキング2021<関西版>」では1位の評価を得ていた。偏差値は9位までの駅が、70台と極めて高い評価だった。

 「買って住んだ街(駅)の住みここちランキング」は、1位「新在家」、2位「山田」、3位「三条」、4位「苦楽園口」、5位「なにわ橋G」、6位「夙川」、7位「丸太町」、8位「箕面」、9位「西宮北口」、10位「花隈A」。TOP10では兵庫県がもっとも多く5駅がランクイン。ついで大阪府3駅、京都府2駅。1位~12位までの駅は偏差値70台の極めて高い評価を得ていた。

 「借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング」は、1位「大阪府大阪市北区」、2位「大阪府大阪市天王寺区」、3位「兵庫県芦屋市」、4位「京都府京都市中京区」、5位「大阪府箕面市」、6位「大阪府大阪市阿倍野区」、7位「大阪府大阪市中央区」、8位「兵庫県西宮市」、9位「大阪府大阪市西区」、10位「大阪府吹田市」。

 「買って住んだ街(自治体)の住みここちランキング」は、1位「大阪府大阪市天王寺区」、2位「大阪府箕面市」「兵庫県神戸市中央区」、4位「大阪府大阪市中央区」、5位「奈良県北葛城郡王寺町」、6位「兵庫県西宮市」、7位「大阪府大阪市福島区」、8位「兵庫県神戸市東灘区」、9位「兵庫県神戸市灘区」、10位「大阪府大阪市北区」。

 「買って住んだ街(自治体)」「借りて住んだ街(自治体)」共に、ランキングTOP10のうち7自治体が「親しみやすさ」と「イメージ」因子のいずれかで10位以内に入っており、この評価が住みここちの良さに繋がっているのではないかと分析する。

 また、買って住んだ街TOP10では、ベッドタウンや自然豊かな住宅街のある街が比較的上位となった。これは回答者の婚姻歴や子供の有無等の割合が賃貸と持家居住者で異なっており、子供がいる世帯は閑静な住宅街のある街を評価している傾向があると推測している。

 「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング2021<関西版>」は、大東建託Webサイトで公開している。

《川端珠紀》

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