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『耳をすませば』の原作は、柊あおいが1989年に少女コミック誌「りぼん」にて発表した青春恋愛マンガだ。
読書好きな女子中学生・月島雫が、夢に向かって生きる男子中学生・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿を描き、1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化。以降、地上波でもたびたび放送され、今なお根強い支持を集めている。
実写映画『耳をすませば』では、マンガ・アニメ映画で描かれた中学生のエピソードはもちろん、完全オリジナルストーリーとして10年後の物語も加わり、二重構造で展開。
実写映画『約束のネバーランド』『僕だけがいない街』などを手掛けた平川雄一朗監督のもと、大人になった月島雫役として清野菜名、大人になった天沢聖司役を松坂桃李がW主演で演じることが発表されていた。
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2020年1月に制作が発表された後、コロナ禍で続報が待たれていたが、今回、中学生の月島雫役として安原琉那、中学生の天沢聖司役として中川翼が出演決定。
あわせて、アニメ映画で月島雫役を担当した声優・本名陽子がタイトルを読み上げる特報映像、そしてファンお馴染みの「バロン」が中学時代の2人と大人になった2人を見つめる様子を映したティザービジュアルも公開となった。
実写映画『耳をすませば』は、10月14日ロードショー。
(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
(C)柊あおい/集英社
原作「耳をすませば」柊あおい(集英社文庫<コミック版>刊)