野外美術館ランキング1位「合掌造り民家園」TOP10発表

 ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」は2022年4月14日に「野外美術館ランキング」のトップ10を発表した。

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みんなのランキング「野外美術館」
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 ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」は2022年4月14日に「野外美術館ランキング」のトップ10を発表した。

 ランキングは、実際に体感したり触れたりすることができる「野外美術館」を生活ガイド.comが厳選し、その中から「気になる!体感してみたい」と思う「野外美術館」を10代~80代の生活ガイド.com会員男女201人が投票して決定した。調査期間は2022年1月12日~2022年2月9日。

 ランキング1位は岐阜県白川村にある「野外博物館 合掌造り民家園」。「白川郷 合掌造り民家園」を選んだ人からは「本物の歴史が味わえる。」等の声があった。

 移築や離村を理由に合掌造りが失われていくことに危機感をもった白川村が、その文化保存のために開業した施設。止むを得ない事情で使われなくなった合掌造りを移築し保存・公開している。園内はひとつの村のようになっており、昔の文化や暮らしを追体験することができる。

 第2位は愛知県犬山市の「野外民族博物館 リトルワールド」。世界各国の衣・食・住をはじめとした民族文化を紹介していて、世界各地から集められた約6,000点もの民族資料を展示した展示室や、23か国の家屋が立ち並ぶ野外展示場で構成されている。

 第3位は鹿児島県湧水町の「霧島アートの森」。霧島という雄大な景観の中、四季折々の変化を見せる野外展示空間をもつ美術館。造形作家がこの地の自然・歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想した作品は、霧島地域の自然と調和した芸術性の高いものばかりだという。

 同点で第3位になったのは東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」。1993年に東京都江戸東京博物館の分館として開設された野外美術館。都内に存在した江戸時代前期から昭和中期までの現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築・復元・保存がされている。

 第5位は北海道網走市の「博物館 網走監獄」。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している。国の名勝に指定されている天都山の中腹にある網走国定公園の中にあり、野外歴史博物館で、敷地面積は東京ドーム約3.5個分の広さがある。「五翼放射状平屋舎房」は刑務所施設としては日本最古で、木造行刑建築としては世界最古になっている。

 6位は北海道札幌市の「札幌芸術の森野外美術館」、7位は東京都府中市の「府中市郷土の森博物館」、8位は栃木県日光市の「東武ワールドスクウェア」と北海道白老町の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」、10位は北海道札幌市の「北海道開拓の村」だった。

 生活ガイド.comのみんなのランキングでは、毎月ユニークなテーマで投票をしている。詳しいみんなのランキング第32回「野外美術館」結果はWebサイトにて確認できる。

《鈴木あさり》

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