英検4技能のオンラインレッスン提供開始…ECC

 ECCは2022年4月20日より、「英検オンラインプラクティス」の提供を開始した。自宅のパソコン等から英検準1級~3級の4技能や4・5級の2技能を、CBT方式で演習することができる。

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「英検オンラインプラクティス」
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 ECCは2022年4月20日より、「英検オンラインプラクティス」の提供を開始した。自宅のパソコン等から英検準1級~3級の4技能や4・5級の2技能を、CBT方式で演習することができる。

 グローバル人材の需要が高まる中、信頼性の高い英語の語学力証明資格として英検の活用が進められており、2020年度の英検志願者数は約367万人にのぼった。近年では従来型の英検に加え、パソコンを活用した英検S-CBTを選択する受験者も増えている。

 英検S-CBTとは、従来型の英検と同じ出題形式を取りつつ、パソコンを使って1日で4技能(スピーキング・リスニング・リーディング・ライティング)を測ることができる試験のこと。準1級~3級で受験可能で、全国のテストセンターで実施されており、日本英語検定協会が実施したアンケートでも、受験者の8割近くがこの試験方式に概ね「満足」と回答。今後、英検S-CBTの受験希望者はさらに増えていくことが予想される。

 こうした背景を受け、ECCでは英検S-CBTの準1級~3級を目指すための学習ニーズに応えて、合格に必要な4技能をCBT方式により1日で演習できるサービスを開発。英検S-CBT受験生の「英検S-CBTを受験する前に、試験方式に慣れておきたい」「強化すべきポイントを整理してしっかり対策を立てたい」という声に応える。

 「英検オンラインプラクティス」は、自宅にて1日で演習することが可能。パソコンまたはタブレットを用いて、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能をCBT方式(コンピューターを使用して実施する試験方式)で演習する。4・5級についても、リーディング・リスニングの2技能を演習することができる。演習の約2週間後(4・5級は3日以内)には、結果をレポート形式で個人別に送信。問題パート別の得点率やスコアに応じた適切な学習方法、解法のキーポイント等が示されるので、弱点の強化に役立てることができる。

《木村 薫》

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