市進、映像授業中心の新体系を始動…小中高に対応

 市進ホールディングスのウイングネットは、映像授業を中心とした体系「スーパーウイングネット」サービスを2022年3月より本格始動した。新課程入試への小学生・中学生・高校生全方位対応の完全なパッケージの形で基礎レベルから最難関レベルまでを網羅している。

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【高校生】新学力観・新課程入試完全対応 スーパーウイングネット体制
【高校生】新学力観・新課程入試完全対応 スーパーウイングネット体制 全 5 枚 拡大写真
 市進ホールディングスのウイングネットは、映像授業を中心とした体系「スーパーウイングネット」サービスを2022年3月より本格始動した。新課程入試への小学生・中学生・高校生全方位対応の完全なパッケージの形で、基礎レベルから最難関レベルまでを網羅している。

 ウイングネットは、映像授業「ウイングネット」「ベーシックウイング」等を中心とした塾事業のトータルサポート事業を行っている。学習・受験情報や生徒管理のノウハウの提供、東京大学の学生等がオンラインで行う「双方向質問室」等、提携校へのサポート体制も充実している。受講する生徒の学力や目標に応じて、難関向けから基礎レベルに至るまでの映像をセット提供している。

 ウイングネットの商品を利用することは、首都圏から地方にいたるまで、生徒が最高品質の授業を視聴することができ、講師が不足している地方の小規模学習塾でもあらゆる学力層の生徒を指導することが可能になり、教育の地域間格差をなくし、地方の優良な塾の存続にも寄与したいとの願いを込めて「スーパーウイングネット体制」を始動した。

 「スーパーウイングネット体制」とは、従来のウイングネットコンテンツ「ベーシックウイング」(教科書対応定期テスト対策・共通テスト対策・基礎力定着)、「アドバンスウイング」(国公立・有名私大対策)、「学研プライムゼミ」(難関国公立・私大対策)」の3つのコンテンツに加え、新たに東大・京大・医学部等の最難関大学を目指す生徒を対象に、学びを広げる「スーパーウイング」を作成した。

 「スーパーウイング」は特に東大・京大・医学部をはじめとする最難関受験で「思考力」「判断力」「表現力」をどのように身に付けるかをポイントに作成、「新学力」に対応している。単なる知識に留めないためにも、与えられた題材から知識を用いてどのように結論に至るのか「推論を加えて結論を導く」、 自己による、または他者視点から評価する「批判的思考(CriticalThinking)」といった「学習の仕方」、つまり知識の体系化についても講座内で重視している。また、知識を使えるだけでなく、いかに知識を組み合わせて問題解決するために必要な「適切なアウトプット」の実践もする。

 「スーパーウイング」では「知識の体系」と「問題解決のために知識を組み合わせて試行錯誤による問題解決能力」の両方を構築することを目的に、「正しいインプット」と「適切なアウトプット」を映像授業において実現することも、目的とした。それゆえに「内容理解」と「問題演習(入試問題レベル)」を同時に進める力が身に付き、より高次の学習として「問題演習」をしながら「内容理解」をすることが可能になる。「スーパーウイング」の講師たちは、「高等進学塾東京医進館」において東大をはじめとする抜群の合格実績を出しており、学校とは異なる、生徒に感動を与える、非日常の授業がここにあるという。

 大阪・兵庫を中心に最難関大学の実績を47年にわたり出し続けている「高等進学塾東京医進」の実力講師とともに、最上位生の知的好奇心をくすぐりながら、思考力を強化していくコンテンツになっている。

 コンテンツの充実とあわせ、新たな学びを提案する新システムも始動。応用コース(アドバンスウイング)で受講している生徒が「基礎を勉強し直したい」と思った時、新たに講座登録をせずに基礎学習(ベーシックウイング)の復習画面を呼び出し、学び直すことを可能にした。つまり、大学入試レベルの演習問題にアドバンスウイングで取り組みつつ(アウトプット)、必要に応じて基礎確認をベーシックウイング(インプット)できる。

 その他、小学校英語教科化、中学指導要領改訂、「公共」「歴史総合」といった高校新指導要領へも新課程入試に万全に対応している。

《大田芳恵》

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