20代社員に聞く「新卒入社してよかった会社」1位は?

 就職・転職のためのジョブマーケット・プラッフォーム「OpenWork」を運営するオープンワークは2022年4月21日、「新卒入社してよかった会社ランキング2022」を発表した。1位に選ばれたのは「ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン」。TOP10のうち7社は日系企業だった。

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新卒入社してよかった会社ランキング2022
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 就職・転職のためのジョブマーケット・プラッフォーム「OpenWork」を運営するオープンワークは2022年4月21日、「新卒入社してよかった会社ランキング2022」を発表した。1位に選ばれたのは「ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン」。TOP10のうち7社は日系企業だった。

 ランキングは、20代の新卒入社社員(2015年以降入社)を対象に、OpenWorkへ会社評価レポート投稿する際に、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度勧めたいと思いますか?」と質問し、回答を0~10点で評価するネットプロモータースコア(NPS)で集計したもの。

 ランキング1位となったのは、外資系コンサルティングファームの「ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン」8.722点。2位「ユーザベース」8.375点、3位「コスモスイニシア」8.350点、4位「グーグル」8.133点、5位「三井不動産」8.100点と続いた。

 6位以降は、「中外製薬」7.952点、「ISSリアライズ」7.833点、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」7.769点、「サントリーホールディングス」7.759点、「電通国際情報サービス」7.571点の順で、TOP10のうち7社が日系企業だった。

 トップ30にランクインした企業の新卒入社社員によるクチコミをみてみると、納得感のある組織カルチャー、若手のうちから裁量があり活躍を応援してくれる風土、一緒に働く社員の人柄や風通しの良さ、といった「心理的安全性」の高い職場・組織であることを評価する声がみられるという。

 加えて、転職が前提となってきている労働市場において、企業が学生や若手社員から選ばれるには、自身のスキルアップやキャリアアップにつながると実感できる成長環境を整える必要がありそうだと分析している。

◆新卒入社してよかった会社ランキング
1位:ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン
2位:ユーザベース
3位:コスモスイニシア
4位:グーグル
5位:三井不動産
6位:中外製薬
7位:ISSリアライズ
8位:マッキンゼー・アンド・カンパニー
9位:サントリーホールディングス
10位:電通国際情報サービス

《川端珠紀》

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