【高校受験2023】大阪府公立高校入試に関する英単語集について

 大阪府教育委員会は2022年5月31日、2023年度(令和5年度)大阪府公立高等学校入学者選抜に関する「大阪版中学校で学ぶ英単語集」についてを発表した。単語集の活用方法を紹介するとともに、問題作成にあたっては学力検査の難易度に応じた単語を使用することを明記。

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2023年度(令和5年度)大阪府公立高等学校入学者選抜に関する「大阪版中学校で学ぶ英単語集」について
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 大阪府教育委員会は2022年5月31日、2023年度(令和5年度)大阪府公立高等学校入学者選抜に関する「大阪版中学校で学ぶ英単語集」についてを発表した。単語集の活用方法を紹介するとともに、問題作成にあたっては学力検査の難易度に応じた単語を使用することを明記している。

 「大阪版中学校で学ぶ英単語集」は、府内の公立中学校で使われている英語教科用図書(教科書)に掲載されている英単語から、日常的に使用頻度が高いと思われる語を抜き出したもの。最新版は2021年4月改訂版。5月31日の発表では、学力検査にあたっての単語集の活用方法や内容等を掲載している。

 英単語集の内容に関しては、動詞の過去形・過去分詞形・現在分詞形と名詞の複数形・形容詞と副詞の比較級・最上級は掲載していないとしたうえで、不規則に変化する動詞の過去形・過去分詞形・不規則に変化をする形容詞と副詞の比較級に加え、最上級は《活用》、注意を要する名詞の複数形は《複数》として表記しているとしている。

 単語の意味については、あくまで標準的と考えられるものを掲載し、文中の使用状況によっては日本語表現が異なる場合がある。また、単語は文脈の中で使われてこそ本来の働きをするものとの観点から、「用例」を設定し使われる状況が少しでもわかるように表現を添えていることを記載した。

 活用の一例として、knowやunderstand等は、語順では「know(…を知っている)」の「…」に相当する部分には名詞や代名詞を置くが、「He knows that his father is ill.」「He knows how to use the computer.」「He knows what he will do next.」のような文構造をとる場合があることを紹介。同様に「teach・tell・show」「call・make」等についても例を交えて紹介し、英単語集の「用例」で触れているので、参考にしてもらいたいとしている。

 なお、問題作成にあたっては、英単語集から学力検査問題の難易度に応じた単語を使用すると明記している。この英単語集は大阪府WebサイトからPDFまたはExcelファイル形式にてダウンロードできる。

《川端珠紀》

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