子供の権利を守るためには、子供たちが声をあげ、大人がそれに応えるための仕組みが必要。その仕組みの1つとして、現在、約40の自治体で公的な第三者機関として子供の相談救済機関が設置されている。しかし、大阪には設置されておらず、そのような仕組みがあることさえ、ほとんど知られていない。
シンポジウムは、テーマ「子どもの人権オンブズパーソンについて」の講演と、「子どもとおとなの座談会『子どもたちの望む相談救済機関とは』」を開催する。日本で最初に設置した川西市子供の人権オンブズパーソンに関わった人からその仕組みや実際の相談救済事例を聞いたうえで、子供たちと大人が一緒になって、子供たちの望む相談救済機関についてディスカッションすることを予定している。
また、会場では、子供の権利を遊びながら学べる子供の権利すごろく・かるたのブースと、子供たちが自分の好きな絵等を描いてそれを缶バッジにできるブースを設けている。
講演会および座談会のようすは、会場またはZoomウェビナーのいずれでも聴講できる。「子どもとおとなの座談会」で話をしてくれる9歳から19歳までの子供も募集する。参加申込はWebサイトの各申込みフォームより受け付けている。
◆シンポジウム「～子どもの声を受け止める社会へ～川西市子どもの人権オンブズパーソン経験者に聞く」
日時：2022年6月25日（土）13:00～16:00
会場：大阪弁護士会館2階ホール、Web配信（Zoom）
対象：誰でも
参加費：無料
申込方法：Webサイト各申込みフォームから申し込む
※申込み後、申込確認に関するEメールが届く
◆「子どもとおとなの座談会」話し希望者募集
対象：9歳～19歳
申込方法：Webサイト申込みフォームから申し込む
※応募者が多い場合は抽選で参加者を決定する
