アカリクは、大学院と連携し、博士課程大学院生向けのメンタリングサービス「Snoopy Senior Project（SSP）」の試験提供を開始した。SSPとは、博士課程大学院生が抱える課題や悩みを外部メンターに相談できるサービス。
サービス開始の背景には新型コロナウイルス感染症の拡大による、同年代の学生や先輩との接触機会の減少がある。現在の大学院生は、自身の研究生活やキャリアについて気軽に相談できる機会をもてなかったり、周りの学生の活動状況を感じにくかったりといった状況にあると考えられる。
そこで大学院生や研究者のキャリア支援を行うアカリクは、博士課程大学院生が外部メンターと定期的に面談の機会をもてるメンタリングサービス「Snoopy Senior Project」を開始した。外部メンターには、博士号をもち、民間企業における就業経験のある人を登用。博士号取得に向けたペースメイクや就職活動と研究活動の両立、博士号取得後の進路の検討等、大学院生がキャリアを考えるうえでの課題や悩みに対して、選択肢の提示や情報提供、アドバイスを行う。外国人留学生へは英語で対応する。
なお、現在のサービスは正式なサービス提供のためのテスト段階として行われているもの。各種データは収集・分析され、内容の改善に役立てられる。
