厚生労働省は、子供が家族と共に小さな頃から優れた絵本や劇、映画等に触れ親しむことで健やかな発達が促され、良好な親子関係につながるとの考えから、絵本や児童書等の出版物、演劇やミュージカル等の舞台芸術、映画等の映像・メディア等の作品について、厚生労働省社会保障審議会が「児童福祉文化財」として推薦。子供やその家族、保育士等の子供と関わる人々に向けて情報を発信している。
展示会では、審議会が2020年(令和2年)4月~2021年(令和3年)3月までの期間に推薦した児童福祉文化財のうち、絵本や児童書31作品を展示。幼児向けの絵本から高校生以上も楽しめる図書まで、幅広い分野の物語やノンフィクション作品を展示する。
展示品は直接手にとって見ることが可能。子供の成長段階にあった本に出会う場として、また児童サービス関係者をはじめとする多くの人に絵本や児童書の持つ魅力を広く紹介する場として、子供の健やかな成長に役立てる機会を提供する。
入場は無料。混雑時には整理券による入場制限を行う場合もある。令和2年度(2020年度)の推薦作品や、これまで推薦された作品は、厚生労働省Webサイト内の特設サイトにて紹介している。
◆子どもを健やかに育てる本ー令和2年度児童福祉文化財推薦作品
期間:2022年8月2日(火)~ 8月28日(日)
時間:9:30~17:00
休館日:会期中は月曜日、8月11日(木)、8月17日(水)
※開催期間が変更になる場合あり
会場:国立国会図書館国際子ども図書館 レンガ棟3階・ホール(東京都台東区上野公園12-49)
入場:無料
※混雑時には整理券による入場制限を行う場合もある