「わたしが選んだこの一冊」河合塾講師・大学教員等が推薦

 河合塾の付属研究機関である河合文化教育研究所は2022年7月8日、「2022 わたしが選んだこの一冊」を刊行した。河合塾講師をはじめ大学教員等が、自らの人生に大きな影響を与えた「この一冊」を紹介する小冊子。請求は、同研究所事務局に電話またはメールで行う。送料無料。

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2022 わたしが選んだこの一冊
2022 わたしが選んだこの一冊 全 4 枚 拡大写真
 河合塾の付属研究機関である河合文化教育研究所は2022年7月8日、「2022 わたしが選んだこの一冊」を刊行した。河合塾講師をはじめ大学教員等が、自らの人生に大きな影響を与えた「この一冊」を紹介する小冊子。請求は、同研究所事務局に電話またはメールで行う。送料無料。

 「わたしが選んだこの一冊」は、世の中のデジタル化が急激に進む中、多くの若い人々にもう一度読書の意味と楽しさを知ってもらうため、河合文化教育研究所が2010年に刊行を開始した「読書案内」。河合塾と関わりのあるさまざまな分野で活躍する人が「この一冊」を熱く紹介している。紹介している書籍のジャンルも評論から小説、ドキュメンタリーまで多彩。

 紹介されている本は30冊以上。たとえば明治学院大学社会学部教授の加藤秀一氏は「ハックルベリー・フィンの冒けん」(マーク・トウェイン著)、立命館大学名誉教授の谷徹氏は「あいだ」(木村敏著)、河合塾の国語講師だった岩本美砂子氏は「中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE」(ロビン・スティーブンソン著)を推薦。それぞれが本への思いを語っている。

 「2022 わたしが選んだこの一冊」の請求方法は、河合文化教育研究所事務局まで電話またはメールにて請求する。中高生・大学生をはじめ一般に無料で送付する。電話番号やメールアドレスはWebサイトで確認できる。

 なお、2010年の創刊から13年にわたって発行してきた「わたしが選んだこの一冊」は、2022年度版をもって終刊する。発行総数は累計80万部を超え、それなりの使命をまっとうしたのではないかと考え、2022年版をもっていったん終刊することになった。

◆2022 わたしが選んだこの一冊
請求方法:河合文化教育研究所事務局まで電話またはメールで請求する
送料:無料

ハックルベリー・フィンの冒けん
¥2,750
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
あいだ (ちくま学芸文庫)
¥1,045
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《田中志実》

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