【夏休み2022】ねったいかん「熱帯の昆虫と食虫植物」展

 板橋区立熱帯環境植物館は、特別展示「熱帯の昆虫と食虫植物」を2022年7月12日から8月28日まで開催する。土・日曜日と7月21日から8月31日は小・中学生の入館料無料。「自由研究おたすけノート」を無料配布する。

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「熱帯の昆虫と食虫植物」展
「熱帯の昆虫と食虫植物」展 全 7 枚 拡大写真
 板橋区立熱帯環境植物館は、特別展示「熱帯の昆虫と食虫植物」を2022年7月12日から8月28日まで開催する。土・日曜日と7月21日から8月31日は小・中学生の入館料無料。「自由研究おたすけノート」を無料配布する。

 板橋区立熱帯環境植物館(通称:ねったいかん)は、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現した温室やミニ水族館をもつ施設。毎年開催の特別展示「熱帯の昆虫と食虫植物」は、日本ではあまり見ることができない中南米のヘラクレスオオカブト等のさまざまな種類の昆虫や食虫植物を間近で観察できる。また、2022年は初企画「昆虫大好き芸人のトークショー!」も同時開催する。

 「熱帯の昆虫と食虫植物」展は、「生体展示コーナー」「標本展示コーナー」「食虫植物コーナー」に分けて展示している。「生体展示コーナー」では、中南米のヘラクレスオオカブト、東南アジアのギラファノコギリクワガタ、マンディブラリスフタマタクワガタ、ラコダールツヤクワガタ等の大型甲虫や、オセアニアのニジイロクワガタ等の生体を展示する。

 「標本展示コーナー」では、美しいモルフォチョウや大きなトリバネアゲハ、木の枝や葉にそっくりなナナフシやコノハムシ、巨大なカミキリムシやハナムグリ等、さまざまな熱帯の昆虫の標本を展示。「食虫植物コーナー」では、ウツボカズラ、サラセニア、ハエトリソウ等の食虫植物を展示し、その生態を紹介する。また、「販売コーナー」では食虫植物を購入することができる。自宅で観察が続けられる。

 観察には、ねったいかんオリジナル「自由研究おたすけノート」を持って、植物と魚を観察することができる。テーマに沿って学ぶことができる書き込み式のシート。館内の水族館の生きものや温室の植物の観察の仕方や、図のまとめ方が楽しくわかる内容になっている。夏休みの自由研究のヒントにもなる。無料配布する。筆記用具は付いていないので自分で用意する必要がある。

 夏休み期間中イベントも開催する。2022年初企画のお笑いを楽しみながら、昆虫にもちょっと詳しくなれる特別プログラム「昆虫大好き芸人のトークショー!」が、7月31日に開催する。堀川ランプをはじめとした、昆虫大好き芸人が昆虫の動画や写真の紹介と、楽しいトークを繰り広げる。観覧無料。当日会場で先着30名が観覧できる。

 他に、説明を聞きながら食虫植物を見学できる「食虫植物ミニガイド」や、ボルネオの森とそこに生息する昆虫の話を、講師が撮影した貴重な画像を見ながら聞くことができる「ボルネオの森と昆虫たちの話」、食虫植物の種類や虫の捕らえ方、育て方等の話が聞ける「食虫植物の不思議な世界」等のイベントがある。事前申込が必要なイベントもあるので、詳細はWebサイトで要確認。

 また、板橋区内の施設をめぐる「夏休みデジタルスタンプラリー」も開催する。ねったいかんと板橋区内にある「エコポリスセンター」「教育科学館」「リサイクルプラザ」「中央図書館」の合計5つの施設をまわるデジタルスタンプラリー。スマートフォンやタブレットを使って、スタンプをすべて集めるとゴールの「エコポリスセンター」で景品がゲットできる。詳細はWebサイトで確認できる。

◆特別展示「熱帯の昆虫と食虫植物」開催概要
日程:2022年7月12日(火)~8月28日(日)
休館日:2022年7月19日(火)・25日(月)、8月1日(月)・8日(月)・22日(月)
時間:10:00~18:00
※入館は17:30まで
会場:板橋区立熱帯環境植物館
入館料(税込):大人260円、小・中学生130円、65歳以上130円
※未就学児無料
※通常は毎週土曜・日曜のみ小・中学生が入館無料
※2022年7月21日(木)~8月31日(水)は小・中学生入館無料

◆昆虫大好き芸人のトークショー
開催日時:2022年7月31日(日)14:30~15:30
出演:堀川ランプ、むかしテレビ・ミネ、サカナモンガー・エナジー小川
定員:先着30名 
※当日直接会場へ
費用:無料 
※別途入館料

◆板橋区内の施設をめぐる「夏休みデジタルスタンプラリー」
期間:2022年7月21日(木)~8月31日(水)
対象施設:
板橋区立熱帯環境植物館、板橋区立エコポリスセンター、板橋区立教育科学館、板橋区立リサイクルプラザ、板橋区立中央図書館

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《大田芳恵》

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