中高生向け、キャリア形成を考える「Global Future Day」8/7

 i-GIPは2022年8月7日、ヘルスケア課題に取り組む中高生のキャリア形成を考えるオンラインイベント「Global Future Day」を開催する。映画制作・AI技術・医療支援の分野で活躍する3人の先生が登壇。一般参加可。事前申込制。

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過去のプログラムのようす
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 i-GIPは2022年8月7日、ヘルスケア課題に取り組む中高生のキャリア形成を考えるオンラインイベント「Global Future Day」を開催する。映画制作・AI技術・医療支援の分野で活躍する3人の先生が登壇。一般参加可。事前申込制。

 inochi WAKAZO Projectが運営するinochi Gakusei Innovators' Program KYUSHU(i-GIP)は、中高生が5か月間に渡り、2~4名の中高・高専生チームがヘルスケア課題解決のプランを創出・実行し競い合うプログラム。関西では2015年から毎年開催されており、2019年に関東、2020年に金沢(現北陸)、2021年に徳島(現四国)、そして2022年度は九州に進出し、現在は5地域で開催されている。

 プログラムには、これまで日本含めて7カ国からの参加があり、800名以上の修了生を輩出。修了生らは、AO・推薦・一般入試で東京大学理科三類やアメリカスタンフォード大学等、トップレベルの大学に進学し、日本・世界のヘルスケアを牽引する人材へと道を歩んでいる。

 2022年度のテーマは「心不全パンデミック」。心不全患者は、国内におよそ100万人から150万人程度の患者がいると予測されており、日本循環器学会の循環器疾患診療実態調査によると、全国の循環器科・心臓血管外科に心不全で入院した患者数は、2013年の約21.3万人から2020年には約26.6万人と、5万人増の1.25倍となっている。世界的にみても、罹患者数や入院者数は増加していることから、inochi WAKAZO Projectでは、「心不全の早期発見と早期予防」「心不全患者による身体状況の把握」「心不全患者による服薬状況の改善」「心不全患者による適切な運動の実施」の4軸から介入を目指す。

 8月7日のGlobal Future Dayでは、6月からスタートした5か月間におよぶプログラムの中で、心不全パンデミックに懸命に取り組む中高生に、キャリア形成をするうえで重要な知識・知見を新たにインプットし、将来に向けて生かしていくための貴重な機会を提供する。一般参加も可能。

 当日は、高校生の自主製作映画「今日も明日も負け犬。」の原作・脚本を手掛けた脚本家、小田実里氏、ディープテック企業のCTOで、現役の岡山大学院生の宮本大輝氏、Lea Bio代表取締役社長 浜中康晴氏が登壇。小田実里氏と浜中康晴氏との質疑応答・対談の時間も設ける。申込みは、Global Future Day参加申込みフォームより受け付ける。

◆Global Future Day
日時:2022年8月7日(日)8:50~12:35(入室8:45)
対象:中高生
形式:Zoom
申込方法:参加申込みフォームより申し込む
※一般参加可能
※終了後に代表インタビューを希望する場合は問合わせ
<タイムスケジュール>
8:50 オープニング
9:00 小田実里氏・講演
9:50 宮本大輝氏・講演
10:40 浜中康晴氏・講演
11:30 クロージング1
11:40 質疑応答・対談(小田実里氏、浜中康晴氏)
12:15 クロージング2
※質疑応答・対談はZoomのブレイクアウトルーム機能で実施

《川端珠紀》

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