司法試験2022、合格率1位は「予備試験合格者」98%…法科大学院別結果

 令和4年(2022年)司法試験の合格者数と合格率を法科大学院別にみると、1位はいずれも「予備試験合格者」であることが、法務省の2022年9月6日の発表より明らかになった。予備試験合格者の合格率は98%。一方、合格者を出せなかった法科大学院は23校あった。

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令和4年(2022年)司法試験合格者数トップ10 
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 令和4年(2022年)司法試験の合格者数と合格率を法科大学院別にみると、1位はいずれも「予備試験合格者」であることが、法務省の2022年9月6日の発表より明らかになった。予備試験合格者の合格率は98%。一方、合格者を出せなかった法科大学院は23校あった。

 2022年司法試験の合格者数は、「予備試験合格者」が395人で最多となり、ついで「京都大法科大学院」119人、「東京大法科大学院」117人、「早稲田大法科大学院」「慶應義塾大法科大学院」がそれぞれ104人。一方、合格者を出せなかった法科大学院は23校あり、このうち12校は受験者がいなかった。

 合格者数を受験者数で割った合格率は、「予備試験合格者」が98%で最高となり、「京都大法科大学院」68%、「東京大法科大学院」61%、「一橋大法科大学院」60%、「慶應義塾大法科大学院」57%「東北大法科大学院」56%が続いた。

 毎年多数の司法試験合格者を輩出している伊藤塾の司法試験課リーダー・奈良大輔氏は、今年度の司法試験について「司法試験の受験者数が過去最少の3,082人である中、合格者1,403名を輩出したことに大きな意味があります。その中で今年も予備試験ルートからの合格率は高いものとなりました。予備試験が開始されてから12年間変わらず、もはや予備試験ルートが司法試験合格への『王道』となっていることを裏付けているといえます。伊藤塾では2020年よりオンラインライブ配信開始し、オンライン学習で予備試験に合格、司法試験合格とステップアップされた方が、伊藤塾の合格者の方に多くいらっしゃいました。社会情勢が不安定な今、自己研鑽に『法律知識の習得』を選ばれた方が予備試験ルートで司法試験にチャレンジされる方が多いといえます」と振り返る。

 なお、「予備試験合格者」395人を職業別にみると、「大学生」が149人ともっとも多く、「法科大学院生」112人、「無職」57人、「会社員」38人、「公務員」21人等が続いた。また、最終学歴別にみると、「大学在学中」が150人ともっとも多く、「法科大学院在学中」112人、「大学卒業」68人等が続いた。

 伊藤塾では、9月6日(火)の時点ですでに1,127名※1の合格者が判明しており、現在も続々と合格の声が届いているという(※1 講座内訳:入門578名、講座・答練396名、模試153名)。

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 司法試験受験をこれから検討する場合は、予備試験ルート・法科大学院ルート大きく2つの選択肢があるが、目標とすべきはあくまで「司法試験合格」。いずれのルートを選択するにせよ、最終ゴールである司法試験合格までを見据えた正しい合格戦略が必要となる。

 今回コメントをもらった伊藤塾では圧倒的な人数の合格者のデータを元にし、カリキュラムを開発し、毎年多くの合格者を輩出している。先述の奈良氏によると「予備試験は年齢制限や学歴にとらわれず幅広く受験ができる制度です。今年の試験も最高年齢68歳、最年少18歳で合格された方がいます。なお、来年2023年より試験制度に2点の変更点があります。1つは司法試験および予備試験が7月開始に変更されること。2点目は法科大学院3年生が司法試験を受験できるようになることです。これまでは法科大学院生の多くが予備試験を受験していましたが、この変更により予備試験受験生から法科大学院3年生が抜けることとなります。つまり予備試験ルートから実力のあるライバルが抜けることを意味しています。この2点は予備試験合格できるチャンスがさらに拡がったことを意味します。司法試験を受験検討されている方、法律知識の習得に興味がある方は、今スタートされることをおすすめします」。

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(協力:伊藤塾)

《編集部》

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