コロナ禍が続く中で行われた2022年度入試、首都圏の私立・国立中学受験者数は5万人を超え過去最多となった。難関校人気は健在、大学附属校の人気も高まっている。
サピックス(SAPIX)小学部が2022年9月25日に実施した「第1回 合格力判定サピックスオープン」の結果をもとに集計した、最新の2023年中学入試 予想偏差値(合格率80%)より、偏差値50以上の学校について男女別に、学校名・入試日・偏差値を、偏差値順に紹介する。
2023年中学入試 予想偏差値(偏差値50以上)
偏差値50以上の学校、男女別リストは下記リンクから。
【2023 中学受験】SAPIX 男子 偏差値(2022年9月)
【2023 中学受験】SAPIX 女子 偏差値(2022年9月)
昨年同時期比較
昨年同時期(男子・女子)の偏差値と比較すると、男子では、筑波大学附属駒場中学校の偏差値が昨年と同じ70。聖光学院中学校1回目と2回目は1ポイント上がり65だった。女子では、洗足学園中学校2回、3回が昨年57から58に上がった。共学校の広尾学園小石川中学校2回、3回、4回、5回午後は、いずれの回も昨年より上がり57だった。
サピックス小学部では塾生の学力が相対的に高いことから、他の塾や模擬試験に比べ、全体に偏差値が低めに出る傾向がある。また上位層が厚く、特に上位校の難易度が参考になることから、偏差値50以上の学校のみを掲載した。
サピックス小学部では、この偏差値は「サピックス公開模試受験生の合格力判定サピックスオープン(男女総合偏差値)の平均偏差値をもとに算出し、来年度の動向を予測したものです」としている。
リセマムではこのほかにも、中学受験に関する記事、塾選びに関する記事を掲載しているので、あわせて参考にしていただきたい。