文部科学省は2022年10月19日、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も見据えた今後の感染対策について、教育委員会等に事務連絡を発出した。換気による感染対策には高機能換気設備の導入を積極的に検討するよう求めている。
今秋以降に懸念される新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行について、政府は10月13日、その場合でも、今夏と同様、オミクロン株と同程度の感染力・病原性の変異株によるものであれば、若者の重症化率が低いこと等を踏まえ、新たな行動制限は行わず、社会経済活動を維持しながら、重症化リスクのある高齢者等を守ることに重点を置いて対策を講じるとともに、同時流行を想定した外来等の保健医療体制を準備することを基本方針として示した。また、多数のクラスターが発生した医療機関・高齢者施設・学校・保育所等は、実際の事例や先進的な取組み例等を踏まえ、ポイントを絞った効率的・効果的な感染対策に取り組むことを要請。
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