司法試験予備試験、472人合格…現役学生67.8%

 法務省は2022年11月17日、2022年(令和4年)司法試験予備試験の最終結果を発表した。合格者数は前年比5人増の472人。合格者の平均年齢は27.73歳、最少年齢は18歳。現役学生が67.8%を占めた。合格者の受験番号は法務省Webサイトに掲載している。

教育・受験 その他
令和4年司法試験予備試験口述試験の結果
令和4年司法試験予備試験口述試験の結果 全 4 枚 拡大写真

 法務省は2022年11月17日、2022年(令和4年)司法試験予備試験の最終結果を発表した。合格者数は前年比5人増の472人。合格者の平均年齢は27.73歳、最少年齢は18歳。現役学生が67.8%を占めた。合格者の受験番号は法務省Webサイトに掲載している。

 司法試験予備試験は、法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられた試験。司法試験予備試験に合格すれば、法科大学院修了者と同等の資格で司法試験を受験することができる。受験資格や受験回数の制限はない。

 2022年の司法試験予備試験は、短答式試験が5月15日、短答式試験合格発表が6月2日、論文式試験が7月9日・10日、論文式試験合格発表が10月20日、口述試験が11月5日・6日に実施された。司法試験予備試験の出願者は1万6,145人、受験者は1万3,004人、短答式試験合格者は2,829人、論文式試験合格者は481人、口述試験(最終)合格者は472人だった。

 最終合格者472人のうち、男性は399人(84.53%)、女性は73人(15.47%)。合格者の最少年齢は18歳、最高年齢は64歳、平均年齢は27.73歳。

 職種別にみると、大学生が196人ともっとも多く、法科大学院生124人、無職48人、会社員45人、公務員30人、自営業9人、その他8人、法律事務所事務員7人、塾講師3人、教職員2人と続いた。法科大学院以外の大学院生の合格者はなし。現役学生が67.8%を占めたが、前年比では7.8ポイント減となった。

 2023年司法試験は、論文式試験を7月12日・13日・15日、短答式試験を7月16日に実施。短答式試験成績発表が8月3日、合格発表が11月8日。


司法試験・予備試験 社会人合格者のリアル
¥2,090
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《畑山望》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集