数学の未解決問題「コラッツ予想」懸賞金1億2千万円

 音圧爆上げくんは2021年7月7日、数学の未解決問題「コラッツ予想」の真偽を明らかにした人に1億2,000万円を支払うと発表した。コラッツ予想は、1937年にローター・コラッツが提示して以来、真偽がわからず84年間未解決のままだという。

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コラッツ予想
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 音圧爆上げくんは2021年7月7日、数学の未解決問題「コラッツ予想」の真偽を明らかにした人に1億2,000万円を支払うと発表した。コラッツ予想は、1937年にローター・コラッツが提示して以来、真偽がわからず84年間未解決のままだという。

 コラッツ予想は、任意の正の整数に対して「偶数の場合は2で割る、奇数の場合は3倍して1を足す」という操作を繰り返すと、最終的に必ず1になるという予想。1937年にローター・コラッツが提示して以来、84年間にわたって真偽がわからず未解決のままになっている。

 これまでにも、数学の未解決問題には懸賞金がかけられたことがある。たとえば、2000年にクレイ数学研究所が発表した7つのミレニアム問題には、1問あたり100万ドル(約1億1,000万円)の懸賞金がかけられた。同社は、数学の発展に貢献すべく、今回、懸賞金をかけることにした。コラッツ予想を選んだ理由は、問題自体は簡単に理解できるため、多くの人が興味を持ちやすいと考えたからだという。

 懸賞金ルールについては、Webサイトで確認できる。

《工藤めぐみ》

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