紙おむつのサブスク「手ぶら登園」東京都府中市で利用開始

 BABY JOBは、2022年12月より東京都府中市の公立保育施設において、保育施設向け紙おむつのサブスク「手ぶら登園」が利用されることを発表した。

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東京都府中市の公立保育施設で紙おむつのサブスク「手ぶら登園」の利用が決定
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 BABY JOBは、2022年12月より東京都府中市の公立保育施設において、保育施設向け紙おむつのサブスク「手ぶら登園」が利用されることを発表した。

 「手ぶら登園」は、保育施設で紙おむつが使い放題になるサブスク。「紙おむつに名前を手書きして持参する」という保護者の負担と、おむつの個別管理の保育士の負担をなくすことができ、2019年7月のサービス開始以降、2022年12月時点で2,860以上の施設が導入。2020年には日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞した。

 また、紙おむつに加えて、使い捨てコットカバーのサブスクを2022年2月より開始。サービスを利用することで、保護者がお昼寝用の寝具を持ち込み・持ち帰り・洗濯する負担を減らすことができる。さらに、下痢や嘔吐で汚れた場合には新しいカバーに取り替える使い捨て仕様のため、衛生的で感染症予防の観点でも安心できるサービスとなっている。

 2022年10月には、保護者の負担軽減と保育現場の業務効率化の取組みとして、府中市内にある公立保育施設の12園すべてで、紙おむつのサブスク「手ぶら登園」の実証実験を2か月間実施した。

 実証実験後に行った保護者向けの満足度調査では、約98%が「とても満足・満足」と答え、取組みを高く評価。この結果を受け、2022年12月より府中市内の全公立保育施設で「手ぶら登園」が正式に利用開始されることになった。

 自治体主体での公立保育施設への「手ぶら登園」は、すでに東京都渋谷区、千葉県浦安市、大阪府枚方市、奈良県奈良市、石川県かほく市、高知県田野町、埼玉県川島町、東京都清瀬市、千葉県八街市で導入実績がある。

《いろは》

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